まかなーのブログ

今はブログより「フェイスブック」とか、「ツイッター」とかが主流になって「ブログ」は時代遅れかも知れませんね。

認知症サミット

2013-12-15 20:23:36 | 日記

11日にロンドンで、「国際認知症サミット」が開かれた。
各国の閣僚級や製薬会社、研究者、市民団体などのほか、認知症の当事者も参加。
日本からは土屋厚生労働副大臣らが出席した。
世界全体の認知症患者は現在4400万人余りと推定されているが、2050年には1億3500万人を超えるらしい。
なんだか、恐ろしい数字である。
認知症になると、我が家も大変なことになりそうだ。
たとえば、ちょいと料理をしてみようかと考えたとする。
まず材料を揃えようと冷蔵庫を開けるつもりで、今なら隣の食器棚を開けるくらいで済む。
認知症が進むと、冷蔵庫の代わりにトイレのドアを開けに行ったりするかも知れない。
そこで、何をしに来たか忘れてしまい、用を足してそのまま寝てしまったりする。
具材が揃ったとしても、今度は何を作るのか忘れてしまう。
今ならビーフシチューを作るつもりで、カレーになったりする程度だろう。
これは先日、奥方が実践しているのを目撃した。
ビーフシチューがビーフカツになるかも知れない。
圧力鍋でトロトロになった肉に衣を付けて揚げたりしたら、とんでもないものが出来上がる。
醤油とソースを間違えたり、桃屋のつゆの代わりにポン酢を入れたりしそうだ。
サラダ油と酢の入れ物は同じ場所に置いてあるので、酢で揚げ物を作ったりしたら悲惨である。
フライパンで酢を温めたら、部屋中に臭いが立ち込めてものすごいことになる。
そういう時は、「ガスが漏れているみたいです」と、ガス会社に電話したりするのだろうか。
反対に「酢の物」のつもりで、「油の物」が出来たりするに違いない。
さりげなく食卓に並んだ、サラダ油にまみれたきゅうりとタコ。
考えるだけで気持が悪くなってきた。
国は総力を上げて、認知症対策に取り組むべきであろう。