5-ALA投与でコロナ患者早期回復 症例報告論文が医学誌に掲載
「5-ALA」(5-アミノレブリン酸)が体内で変化してできる産物の「ヘム」や「プロトポルフィリン」。これらがコロナウイルスの突起にくっつくとウイルスは細胞の受容体と結合できず感染できない、つまり「予防効果」がある可能性も示されている。
さらに「5-ALA」の投与で増える「ヘム」を分解する酵素には抗炎症作用があることから重症患者に起こる免疫の暴走「サイトカインストーム」を抑制すること、また「5-ALA」が本来持つ代謝を上げる力が新型コロナの「後遺症」を改善することも期待されている。ブドウ糖を原料に微生物による「発酵法」で作られている。現在確認されているのは細胞レベルの抑制効果のみ。