男兄弟 バトルな日々 母ちゃんも負けないぞ

幼い頃から卓球三昧の二人
兄は半分アスリート
弟は8歳からてんかんを発症
今は薬のみで元気に過ごしています

インターハイ予選 どん底からのはい上がり

2014年06月08日 | Weblog

一昨日と昨日で 兄ちゃん達は全国高校総体(インターハイ)の県予選がありました
高校生は野球で言う甲子園のように、他のスポーツもこのインターハイに向けて毎日頑張っています
卓球は個人 ダブルス 団体の部があります
金曜日は団体のベスト4まで、土曜日は団体の代表決定とダブルスのベスト8まで行いました
団体戦は順調にベスト4まで残りました

昨日はまずダブルスから始まりました
代表は3組 
もちろん 優勝目指して臨みました
しか~し なんと1回戦で敗退
(会場にもざわめきが)
確かに相手も強かったのです
でもここで負けるような実力ではないはず
何がどうだったのか全く分からず 放心状態
ほんとに信じられない出来事が起こってしまいました
魔物がいたのかしら?

卓球は負けたら次の試合の審判をやるのですが
二人共、あふれる涙を拭いながら 点数をめくるのもやっとの精神状態

終わってから 一人ずつ別々の場所で泣いていました


それでも 後から行われる団体戦に向けて気持ちを切り替えなければなりません

団体戦は正直この二人の勝敗が大きく左右されます


うちの県は団体戦の出場枠が1つしかありません
(県の卓球部の登録数で変わってきます)

うちの県は強豪校が3つあり 毎年激戦が繰り広げられます
そのうちの1校は前回負けているので特に注意が必要でした
順当に勝ち進みいよいよ決勝戦へ

予定どうり その学校と決勝戦となりました
エースの兄ちゃんはシングルとダブルスの2本起用
もう調子が悪いとか言っている場合ではありません
本人も
「俺は負けない ミスはしない 絶対勝つ」
と何度も自分に言い聞かせ
いざ勝負 

1番 兄ちゃん 前回負けた相手エースと再び対戦
          どよめきが起こるほどのラリーが続く激戦
          1点 1点が重い戦いでしたが 気合で乗り切り勝利

2番 先輩 こちらも息をのむ激戦でしたが惜しくも 敗北

3番 ダブルス 時折襲いかかる朝の悪夢を振り切り 
          二人で声を掛け合い 無事 勝利

4番 ダブルスの相方先輩そしてキャプテン
           相手は過去に負けたり勝ったりの選手
           「キャプテンの意地 行くぞインターハイ」
           と1点とることに 
           「ヨ~シ」「ヨ~シ」「ヨーシ」
           そしてマッチポイント 相手に2点ほど取られ
           「大丈夫 大丈夫 落ち着て~」
           と願うような応援 そして神様お願いポーズ

           そして 1本

勝ちました~
先生も選手も応援席もみんあがひとつになって勝ちました~

ほんとうによく頑張り 感動の決勝戦でした

まずは団体戦の権利獲得
残すシングルは今週末
もうひと頑張りです

 

 

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