さぁ、パリ3日目です。実は、前日シャンぜリゼ近辺をウロウロしていた時に、大規模なMONE展がパリのGrandPalais(国立グランパレ美術館)で開催されているのを知ったので、モネファンの私としてはこれに行かずにパリを去ることはできないと思っていたのです。しかも、この時開かれていたモネ展は過去の歴史の中で一番大規模なもので、フランスだけでなく世界中の美術館が保有しているモネの作品を集めて期間限定でおこなわれているものだったのです。ということで、早速GrandPalaisに向かったわけですが、いやーものすごい行列でたいへんなことになっていました。警備員さんに何時間待ちか聞くと・・・前売りチケットない人は今だと2時間・・・と言われ夕方出直すことに。
なので、それまでGrandPalaisのまん前にあるPetitPalais(パリ市立美術館)に行ってみることにしました。ここ行ったことなかったんですよねぇ。外観はフランス!って感じでけっこう大きい・・・それもそのはず1900年のパリ万博の際にGlandPalaisとともに建てられた美術館だそうで、けっこうな所蔵品なんです。
中はこんな感じ。なのですが、まずはそれより入場料が無料だったことにびっくりな私でした。
中庭も素敵ですねぇ!!!
と、ひと通り作品を見た所でお昼はとっくに過ぎていておなかもすいていたので、美術館内にあるレストランへ。わたし美術館内にあるレストランとかカフェとか大好きなんです。決して安くはないけど、雰囲気いいしどこもおいしいので!それがパリともなるとレベル高い!!!なんかおしゃれ気分にひたれるんですよーということで、この日はベーグルサンドとカフェオレでまったり、幸せです。ここの美術館にはモネの「ラヴァクールの日没」があるのですが、これもお隣のモネ展へ貸し出し中でした。とはいえ、それなしでも十分楽しめる素敵な美術館でしたよ。
そうそう、お決まりの子供たち向けの絵画勉強会ここでもやってました。ヨーロッパではこういう風景どこでも見かけます。
さて、すっかり時間が過ぎてしまい、時刻は午後4時。美術館にいるとあっという間です。ということで、お隣のモネ展の行列の様子を見に行ってみることに。
期待は高まります!!!
がーん・・・まだいっぱいいました。でも、警備員さんに再度待ち時間をたづねると、1時間ぐらいかな、と今度は言われたので、そのくらいならと思い列に加わることにしました。てか、前売り持ってる人も時間で区切られててすぐ入れてなかったんですけど・・・ものすごい人気ですね。そしてお客さんも観光客という感じの人はほとんどいなくて、ほぼフランス人だったのがすごい!ある意味わたしはこれに巡り合えてラッキーだったんだって思いました。そうこうしているうちに、入場の時がやってきました。やったーーーテンションあがります。結局40分ぐらいで入れた気が・・・ワクワクしますねぇ。
残念ながら写真撮影は一切禁止だったので、ここにその素晴らしい絵の数々はお見せできないのですが、とにかく最高なモネ展でした!!!ありえないモネの絵の数だったし、何百枚あったことか、テーマごとにフロアや部屋が区切られていて、それはそれは見ごたえがあって素晴らしかった。オルセーにあるモネの作品ほぼ来てましたからね。あんだけ良く集まったもんです。言うまでもなく何度も何度も各コーナーを回り”二度と見れないモネの絵もあるんだろうなぁ”って気持ちで感慨深く眺めた何時間かでした。しっかり胸に今も焼き付いてます。いやー今回のパリの一番の思い出です。
すっかり日が暮れたパリ・・・モネ展を見終わった頃には真っ暗でした。そして寒い・・・この時は10月下旬だったのですがパリの気候あなどれません。
でも、パリの夜景は何度見てもやはりきれいですねーその感動に浸りつつモネの余韻に浸りつつ、地下鉄でホテルへと戻ったわたしでした。