EU放浪記③～Levoca(Slovakia)～

以前スロバキアはちょっと通過したことがあったのですが、ちゃんと行ったことはなかったので、今回は大自然が広がるスロバキア東部方面へ。そこには世界遺産でもあるスピシュ城があります。それは後で紹介するとして、、、まずはクラクフからそのスピシュ城近くの小さな町Levoca（レボチャ）へと向かうわけですが、これが大変！！！一日がかりでした（笑



まだまだスロバキアはチェコから独立して１５年しかたっていない半先進国。いまいち交通が整っていません・・・クラクフで電車のチケットを購入したものの、タイムテーブルを知るのも一苦労、あげく乗り換えなければいけなかった駅はすっごい山の中でかなり不安よぎる（笑　でも、電車内で隣だったおばさんが微妙に英語をしゃべる方だったので’どこまで行くの？次があなたの降りる駅だからね’などと親切に教えてくれたので助かりました。



そして、そこで（キサックという駅）次の電車を待っていると・・・えらくぼろ～～～い電車到着！駅員さんに行き先を確認し乗り込むもののまたまた不安よぎる（笑　てか、本当に山の中へどんどん入ってくし、あまり人のってないし（笑　
そこであたしは英語しゃべれそうな女の子に再確認する、無事あっている模様。それから景色をやっと楽しむことができました～（笑　
そんなこんなで１時間ばかり電車にゆられていると、その女の子が’次の駅で降りるんだよ’と案内してくれ、しかもあたしはそこからさらにバスでレボチャまで行かなければいけなかったので行き方を彼女を聞いてみると・・・

が～～～ん！バス日曜日でもう走ってないって？！あせりました（笑　そうヨーロッパでは日曜日はえらく交通土＆日曜日は数減るんですよねぇ。忘れかけてました。彼女もそのあせりに気づいたのか’今から両親が迎えに来るからそこまで車で乗せてってあげるよ’って、いや～なんていい子なんでしょうか？！それから車で３０分もかかってホテルまで送ってくれたんですよ～
もう泣きそうになってました私（笑　いやいやこういうのが旅のいいところですよねぇ。ちなみに日本人だって言ったらかな～り驚いてました。この辺には日本人あんまり現れないんですかねぇ？！（疑問？！

それにしても、電車の乗り降りで大きなバックパックなど運ぶのを誰もが手伝ってくれるこのスロバキア！なかなか気に入りました。旅行者に優しい国ですよ～




ということで、ホテルへのチェックインをすまし、かなりおなかが減っていたので近くのおすすめされたスロバキア料理が食べれるというレストランへ。
あたしは羊肉のソテーとスープを注文。と、それはまじで美味でした！！！味はしっかりついてるし、肉柔らかく最高！初スロバキア料理でしたが大大大満足～！

レボチャ到着の翌日。バスでついに念願の世界遺産スピシュ城へ向かいます。
ここで非先進国だなぁと実感した出来事・・・こういうのを「ボロボロ、オンボロ」っていうんだろうなぁっていうバスにお目にかかる（笑　ほんとあんなの日本絶対に走ってないですから（笑　しかも行先ぜんぜん表示されていないので（英語表示などもちろんまったくなし！）運転手さんにいちいち確認しなければいけないというめんどくささ。なかなか非先進国を旅するのは楽ではないですね～（笑




でもでも、この大草原の丘の上にポツンと美しくそびえるスピシュ城を見たら、そんなことなど吹っ飛んでしまいました！お天気が最高によかったのもあり、いや～感動しました（つくづく
ただ、お城への行き道がちょっとわかりずらく迷っていたところ、偶然遭遇したカナダ人夫婦と意気投合し一緒に丘を登ることに・・・こういう時英語話せてよかったなぁって思うわけですよ。



こんな景色を眺めながらお城への道は続きます・・・





そしてお城の内部。
なかなかの歴史を感じます・・・




そしてそして、お城から眺める街の景色は美しかった・・・
基本的にどこのお城も眺めはいいと思うのですが、こんな大自然に囲まれたお城は初めてだったので、ひたすら感動しぼ～っと景色を眺めてしまった私でした。




子供達もたくさん課外授業で来ていたようです。やばくかわいいです。

と、しばらくお城内で時間を過ごしたあと下山。とにかく暑かったのですっごい日焼けしてしまいましたが、街で話しかけてきたスロバキア人の女の子たちと交流したりもでき楽しい一日となりました♪





翌日は午後にはレボチャの街を去らなければいけなかったので、午前中ふらふらと街歩きすることに。といっても、小さな町なので１時間もあればすべて見て回れる程度。ただ興味深いのは、レボチャは壁に囲まれているということ。きっと歴史的な意味があるのでしょうけど、、、とにもかくにも本当に心落ち着くかわいらしい街でした。
いつか機会があればまた行ってみたいですねぇ～

さて、次なる国はハンガリー、電車にて向かいます。