ちょこっと❤ 楽しい 音楽授業

小学校 音楽授業の、楽しい工夫をご紹介。
遊びのように夢中になり、何度でも繰り返す学習活動。

ゆかいなもっきん♪ たまごマラカス

2015-04-18 23:06:16 | 低学年合奏

先生「『ゆかいなまきば』を歌います。『チャチャッ』『チャ』は手拍子。」
児童 歌いながら、休符のところに手拍子を入れる。
先生「少しテンポを速くします。手拍子、パッと入ってきてね。」
児童 歌いながら手拍子する。
先生「手拍子、上手!」

先生「音当てクイズ!この卵の中に入っているものを当てよう。音だけを頼りに当ててください。」
   イースター用のプラスティックに小物を入れる。

先生「第一問。よーく音を聞いてね。」チャチャッ!鳴らす。
児童「う~ん・・・」「なんだろう・・・」「もう一回!」
先生 チャチャッ!鳴らす。
児童「コメ。」「堅いもの。」
先生「ヒント、洋服についている。」チャチャッ!鳴らす。
児童「あっ、ボタンだ。」
先生「正解!」中を見せる。


  「第二問。よーく聞いて。」チャチャッ!鳴らす。
   第一問と同様に進める。



先生「第三問。どちらのマラカスに小石が入っているでしょうか。」二つのマラカスを交互に鳴らす。

児童「分かった!!黄色の卵の方。」
先生「正解!このマラカスを配ります。チャチャッのところで鳴らそう。」二つの殻を割って中を見せる。オレンジは木の実。
   ひとりひとりに配る。
児童 歌に合わせて卵マラカスを演奏する。


 音当てクイズで、中身がちがうと音がちがうことが分かりました。それぞれの、異なる音を楽しんで演奏してくれたかな?

 マラカスは、中に入っているものを卵の殻に当てて音を出します。ただ「振る」というよりは、殻に「当てる」ように意識すると切れ味のいい音がします。
 どうやったら、いい音になるか、児童に考えさせたり、いい音を出している児童を取り上げたり、先生が見本をみせてもいいですね。
 
 イースター用に買ってあったプラスティックのカラフル卵。4月5日のイースターを過ぎてから思い出し、せっかく出したので楽器にしてみました。

 この「ゆかいなもっきん」は、歌とリズムの学習の後、合奏にする予定です。