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誰の自転車? -長男の思い出-

2013-09-28 11:21:06 |  長男(過去のエピソード)
思い出シリーズ6回目。1回目はこちら

長男が小学生に入ってから、
それはもう驚くことの連続で頭の中は「なぜ?なぜ?なぜ?」
当時、私は混乱し受け止めきれませんでした。

これは確か小1に入って、すぐのことだったと思います。
近くの公園へ行ってくると言って長男1人で出かけました。
門限の5時になっても帰ってきません。

その日、私は風邪で寝込んでおり、6時を目途にヨロヨロしながら長男を探しに出ました。
公園にはおらず、商店街の方へ向かうと、正面から自転車に乗った長男が現れました。

私を見た途端、慌てた表情になり…

なんと、見たこともない自転車に乗っていたのです

「それ誰の自転車?」

問い詰めると、しどろもどろに話しました。

長男の要領を得ない説明をまとめると
自転車を下ろしたいが私が寝込んでていて無理だと思った。
駅前にカギのついてない子どもの自転車が放置してあったので
勝手に乗り回していた、ということでした。

長男の自転車置き場はスライド式の上段ラックにあり、
子ども1人では、重たくて下ろせない構造でした。

すぐに元あった場所へ返しにいき、
人の自転車を勝手に乗り回すのは泥棒と同じである、
二度とやってはいけないときつく話しました。

長男も反省して自転車の件はこれっきりで同じことは繰り返しませんでしたが、
門限破りは常習犯で、何度叱られても繰り返し、私はいつも探し回っていました。

ある時は7時になっても帰ってこず、
商店街を歩きながら涙が止まらなくなりました。

向かいから長男の同級生ママがやってきたので、
長男のことを聞いたら…

「長男君なら○○町でお神輿かついでたよー」

えええーーー

隣町の小さな神社でお祭りがあり、
ワッショイワッショイと勝手に参加してたようなのです。

同級生ママは「それはしょうがないよ。お祭りだから」と長男をかばってくれましたが、
見つけたとき、大きなカミナリを落としたのは言うまでもありません。

その後しばらくして、携帯を持たせるようにしましたが、あまり意味はなかったですね。
公文へ行くと言って、携帯の入った公文バッグを友達の住むマンション敷地に放り投げ
別のところで遊び回ったり、川で水没も数回やらかしました

長男にはどんな親だったらよかったのかな?
心臓が強くないといけないのは必須。

どうも心臓って強くはならないようで、
私は何度も何度もショックを受けるし今も強くなってません。
私はADHD児親に向かないなぁとつくづく思います。

ADHD児も色んなタイプがあるようですが、
長男は行動範囲や交流関係が広く、やることが大胆で、
行動を把握するのが難しかったです。

制限を作って、飴と鞭を使い分けても、
その瞬間に興味あることや好奇心は抑えらません。
叱られると分かっていてもやっちゃうのですね。

自転車の件もお神輿の件も、初期の初期ですが、
この後も驚くことがジャブ ジャブ フック ジャブ ジャブ ストレートパーンチ
サンドバックのようにやられ、精神がズタボロになっていくのでした。

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