西洗自治会防犯防災部から、11月14日(土)9時に大震災が発生したとして班長が戸別訪問して安否確認訓練を行うとの案内がありました。班員は「安否確認カード」を9時までに玄関先に掲示する、また9時から9時半まで玄関先に出て、班長に無事である旨を報告するとあります。
現実はどうでしょうか。班員である私はまず自分を助けます。次に家族を助けます。自分も家族も無事なら近所を助けに向かいます。向う三軒両隣から始めます。自分の体力が続くなら、助ける範囲を横に拡大していきます。恐らく、道路を挟んで向かい合った家からなる近所の助け合いで近所の人々はへとへとでしょう。近所でみんなで助け合うことになると思います。
班長も発災直後は私と同じような行動をとると思います。班長だからと言って自分の家や近所を離れ、班員の安否確認に向かうでしょうか。向かってもその時点では情報は不確実ではないでしょうか。
班長確認が有効に機能するのは、2011.3.11の時の日限山4丁目のような被害が小さく、死傷者がいない場合ではないでしょうか。(注)この日は、班長による安否確認はなく、ボランティアが町を見て回り、危険個所の応急処置を行った。
自治会の案内には、「近助」がだいじと書いてあります。そのとおりだと思います。班員は、自分は無事と報告することより、動けたら班員が近所の人を安否確認し、さらに助ける習慣をつける訓練を受けておいた方がいいと思います。
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