日限山4丁目日記

横浜市港南区日限山4丁目は美しい町です。美しい庭・家は町を美しくし、人々を幸福にします。まちびと

西洗自治会の安否確認訓練

2020年11月14日 | 社会

予定どおり11月14日(土)9:00大地震があったとの想定で安否確認訓練が行われました。今年度の班長と昨年度の班長が二人で、班員が安否確認カードを出しているか、班員が外に出ているか見て回ったようです。班長は安否確認訓練を行うと大声を出すこともなく、班員と話すこともなく、班員達が立ち話することもなく、町は非常に静かでした。

「近助」、つまり近所で助け合うと自治会は言ったのですが、助け合う訓練になっていなかったと思います。従来は災害時助け合いの単位である、班とは異なる近所で安否確認をやってきたのに、今回は班単位で行われました。自治会は、班より狭い、より現実的な助け合う近所を設けているのに班単位で行った理由がよくわかりません。

従来はボランティアも参加し、班長と協力して安否確認を行っていましたが、今回は班長と前年度班長が行うなど、ボランティアの協力を求めなかったようです。本来防災とは、自治会役員・班長、ボランティア、一般の人々が協力し、総合力を発揮することがだいじです。

今年度自治会は自治会の制度変更を行い、役員主導の自治会運営に切り替えたようですが、その方針が防災にも及んでしまったのでしょうか。自治会役員が頑張るという姿勢はいいことですが、頑張るべき仕事と、みんなでやった方がいい仕事は分けて考えることが現実的です。

安否確認訓練ですが、自治会も「近助」と言っています。ボランティア、一般の住民などが自分の家は無事ですと班長に報告する訓練ではなく、動ける人はみんなで近所の安否確認を行い、助けが必要な人はみんなで助ける習慣をつける訓練を行うことがだいじと思います。今日の訓練について言うならば、近所の人が近所のどこかに集まって、顔をあわせ、立ち話しでいいから、災害時、どう行動するのがいいか、防災の経験知識のある人からお話しを聞いたり、みんなで情報交換するような工夫をしてみるといいと思います。西洗火消の会が毎月行ってる近所別消火・救出訓練のやり方が自治会の安否確認訓練でも望ましいと思います。


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