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日限山4丁目日記

美しい庭・家、家の前の道路、西洗公園、並木道の大通りは、町を美しくし、人々を幸福にします。まちびと

買うことができても住みづらい住宅は悪い住宅

2009年07月07日 | 日記
三井のリハウス上永谷店の親会社である三井不動産販売(株)は、宅地を細分化し、125㎡ぐらいの宅地をいくつかつくり、建売業者と提携して庭なし総二階の住宅を建設し分譲することを戦略にしています。このような住宅なら若い人が買えると主張します。

そこでこの主張を考察してみたいと思います。

宅地125㎡ぐらいの庭なし総二階の住宅がいかに住みづらいかは住んでみるとわかります。駐車場はありますが、実質庭はありません。ある程度部屋数をとると、一部屋が小さくなります。ここに机、本棚、テレビ、その他の家具などを置くと、一段と部屋は狭苦しくなります。収納スペースが不十分ですから布団をたたんでしまうことができず、出したままにすることが多いと思います。窓を開けると1m先が隣家の壁か窓ということも多いと思います。

上永谷店ではありませんが、三井のリハウスの営業所が販売したこの種の分譲住宅に住んでいる若い知人に、何が問題ですかと聞くと、折角、親が訪問してくれても泊まる場所がないので帰ってもらうことだと言いました。また、小さいため、自分もそうだが、子供も引け目を感じているのではないか心配だと言っていました。買ってまだ数年だが、もう床がぶかぶかしてきたなど家の品質も気にしていました。小さい割には高かったようで今もローンの返済に苦しんでいると述べていました。

この種の住宅は単価で見ると割高です。総額がちょっと安いと思って買う人がいることに三井不動産販売は目をつけています。買う人が損をし、三井のリハウスや建売業者が得するようになっています。

このような住宅が増えることは日本の住宅事情を改善したことになりません。三井不動産販売は日本や町や若い人のことを考えていません。自社の利益だけを考えています。

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