MacOSX 10.7 (Lion) での 802.1X 認証の設定を、iPhone 構成ユーティリティを用いて行った後、設定内容の変更や削除を行うには、以下のようにすればできます。
1.設定内容の変更
iPhone 構成ユーティリティで、新たに構成ファイルを作成し、それをインストールすることになります。iPhone 構成ユーティリティを立ち上げれば、前回作成した構成ファイルの情報が残っているはずですので、それを変更して「書き出し」を行い、生成された .mobileconfig ファイルを、Control キーを押しながらクリック(もしくは右クリック)し、システム環境設定で開きます。
すると、プロファイルのインストール画面が開きますので、最初にインストールしたときと同様にインストールすれば、プロファイルが更新されます。
もう一つの方法は、
システム環境設定 > プロファイル
で、左側のペインに表示されるユーザープロファイル一覧の下にある「+」ボタンをクリックすることで、ファイル選択画面が表示されますので、生成した .mobileconfig ファイルを選択し、読み込ませればOKです。
2.設定内容の削除
システム環境設定 > プロファイル で、左側のペインに表示されるユーザープロファイル一覧の中から、削除する構成ファイルをクリックして選択し、その下の方にある「-」ボタンをクリックすれば削除することができます。
*** 変更の記録 ***
2012/06/10 現在の Lion ですと、.mobileconfig をダブルクリックすると、iPhone構成ユーティリティが開いてしまいますが、.mobileconfig を右クリックしてシステム環境設定で開けばよいということにも気がつきましたので、その方法についても記述しました。
2012/05/26 MacOSX 10.7.4 では、プロファイルの更新の際、.mobileconfig をダブルクリックすると iPhone構成ユーティリティが開いてしまいました。更新するには、システム環境設定でプロファイルの追加を行えばOKです。