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ネットではいろいろなツボが紹介されて、多くは指圧による方法ですが、ここでは鍼灸で試したものを紹介していきます。
●内関(ないかん)
手首の上のほうにあるツボで、瞬時に嘔気が収まったこともありますが、違う人では全く効果がありませんでした。
方法は鍼ですが、貼るタイプの極めて短いものです。
悪心・嘔吐、精神科疾患、動悸
●膈兪(かくゆ)と心兪(しんゆ)
背中にあるツボで、首肩凝りが強い人は押さえて気持ちよく痛む箇所でもあります。
なので肩凝りの治療にプラスしたのですが、そのときは気持ちいいとおっしゃり楽になったような気がすると言われますが、
肝腎の嘔気・嘔吐はなかなかおさまりませんでした。
膈兪は、しゃっくり、咳、喘息、血液に関係する各種の病気に効能があるとされてます。
心兪は、もともと食つかえや嘔吐の特効穴 で、心悸亢進症・狭心症にも効果があるツボです。
●裏内庭(うらないてい)
足の親指の次の指の腹の高いところに墨をつけそれを折り曲げて墨がついたところがツボです。
灸で食傷(食あたり)によく効くツボでもあります。
これが比較的よく効くツボで、ベテランの鍼灸師さん達もよく使ってます。
足三里というツボもネットでよく紹介されてますが、まだ試したことがないので、誰か追試してみてください。。
嘔気や嘔吐のツボとして、他に、巨闕(こけつ)、鳩尾(きゅうび)、不容(ふよう)、下かん(げかん)などがありますがお腹まわりにあるため、使ったことはありません。
幽門(ゆうもん)は、「嘔吐・腹部膨満感の特効穴」です。胸の肩に近いところにあるツボですが、「嘔吐には巨闕・鳩尾と併用する。」ということが補足としてかかれていたため使いませんでした。巨闕・鳩尾はお腹の上にあるツボなので、妊婦は不安になるし、もしも流産や破水でもしたら鍼灸治療のせいにも言われかねないので、幽門のみに治療しました。
もちろん、無効でした。
結論として、裏内庭が一番よかったです。
ただしお灸をしたときに熱く感じない場合です。
そんな中、「妊娠時のつわりは、流産リスクの低減に関連している」という調査結果が発表されました。
どういうことなんでしょうか!?
この内用については近日中アップします。