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※症例は患者様の同医済み.

一年の黄昏

2018-12-28 18:56:39 | コラム

 健康管理を目的に鍼灸治療している高齢の男性がおられるのですが、その奥様が先日亡くなられました。
あれは、秋口だったと思います。
体調が悪いというので受診したところ、"がん"と診断され、
入院するように言われたので、いったん帰宅し、いろいろと準備され入院されました。
入院しながらも、家のことをご主人にいろいろ指示するわけですが、自分の時間がないと、笑いながらぼやかれてました。
病院では原発部位がわからないから、とりあえず退院ということになりましたが、奥様はホスピスを希望されました。
しかしホスピスというのは余命数ヶ月という診断がつかないと入所できないということで、だめでした。
そこで、次の受け入れ先をずっと探されていたところ、奥様が突然息を引き取られたそうです。
奥様は医師よりも確かに自分の状態のことをわかっておられたのでしょう。
それから少ししてご主人が来られました。
あれはどこにあって、こういうときはどうする、これはいつ支払う…とか、
家のことをいろいろと紙に書いて、置かれていたということでした。
ご主人は、それを見ながら一人で家のことをやっていたわけですが、「僕の知らないところで色々な用事をしていたんだなあと、つくづく思いました」とつぶやかれました。
食事もご主人が当面の間困らないように大きな肉を調理して、冷凍庫に入れておられたらしいんです。
必要な分だけ切手焼くだけなので、それを毎日少しずつ食べられているということでした。
あとどれくらいあるのかわかりませんが、奥様の手料理を味わうことができるのは、いつまでなのか、ふと考えてしまいます。

 年末に近づくにつれて、いつもは、新しい年を迎えるという、どこか神聖な緊張感にきわまっていくんですが、
年齢を重ねると、自分が平穏でも周囲の環境は変わっていくわけで、みんな元気で同じ状態で年を越すことがあと何回あるのだろうと考えてしまうと、1年の黄昏時とも言うべき寂しさを感じてくるようになってきました。


 昨年は気学でいう陰陽五行説の"水"に関連することが起き、今年は"火"に関連することが起きるとこちらのブログで書きました。
来年は"土"ですが、その中でも「八白土星」という星回りなります。
季節は、冬の土用
方位は、東北
月は、1月、2月
時間は、1時~5時
数は、五、十
色は、 黄色
味は、甘味
キーワードとしては、
変化、貯まる、止まる、高い、相続、終止と再開、関節、不動産、純粋、少年、改革、山、歓迎、耳、鼻、腰、筋肉、高尚、体中の関節、背中、脊髄
"土"でも平地でなく、高いところがあったり、低いところ、尾根のように連なったところ 急な崖などのような"山"を連想させるというか、ざっくり言うと"変化"の年になります。
日本では元号が変わるという大きな変化がありますね。

今年は、"火"で、改めて列記しますと、
季節は、夏
方位は、南
月は、6月
時間は、11時~13時
数は、二、七
色は、赤色
味は、苦味
キーワードとしては、離合、神、高貴、華やかな美人、気の強い中年女性、結婚式、離婚、紫煙、印影、火事、高血圧、心臓疾患、脳病、見栄、虚飾、対立作用、文書、火、学者、熱、光、明かり、稲妻(雷の光)、電流(放電)、精神、脱退、切断、破壊、発覚、目の病気、頭脳、視力、血球、顔面、頭部があります。
正確に言うと来年の2月1日の節分までとなりますが、現時点で世の中ではそういうことはありましたかね?
離れると言えば、芸能界では引退したり、やめざるおえなくなったタレントなどが多かったんじゃないですかね。
今年の漢字人文字は"災"、火の文字が入ってますね。
来年こそは、いい"土"に関連するいい事があるように願ってます。

最後に、今年印象に残った言葉を書いて終わります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

「攻撃してくる奴は、紙ヤスリだと思え。やられればやられるほどこっちは磨かれてくる。そして相手は使い物にならなくなる。」

「おちこんでも仕方ない。落ち込んで治るのなら落ち込みたい。だから落ち込んで治るわけじゃないのなら普通にいっとこうと、やってましたね。」
建築家…安藤忠雄
がハイリスクの手術を受けたとき


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