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※症例は患者様の同医済み.

鍼灸治療が有効な子宮筋腫

2012-06-29 05:45:50 | 女性の病機
生理がはじまったがいつもとは違う下腹部の痛みがあるので婦人科を受診したら検査で、子宮筋腫と診断されることがあります。

子宮筋腫は良性ですが、問題は症状と大きさです。小さくとも数が多ければ生理痛とは違う下腹部の鈍痛とかあります。 婦人科では8cm以下で普通、症状がなければ経過観察となりますが、症状があれば、手術やホルモンなどの薬物療法をするはずです。ホルモン両方は生理が止まるので、出産を考えている方はあまりしたくないし、服用し続けると骨粗鬆症になる場合もあります。
薬物を服用したくないという方は鍼灸治療は安全なので、強くお勧めします。
ただ鍼灸で扱えるのが、8cm以下のものです。

また対象が子宮なのでどのような鍼をされるか心配でしょうが
普通は太い鍼を子宮に向けて刺したりしません。
しかし、鍼灸師によっては太くて長い中国鍼をつかわれるかもしれないのでそのへんは電話なりで確認して納得して治療を受けたほうがいいと思います。

まず東洋医学的診断をし全身状態を整えます。
このとき、手や足など支給とは離れているところに鍼灸を施しますが、この時点で症状が軽くなる場合もあります。
そして、最後に支給に直接関係する経穴(ツボ)に鍼灸を施します。
自宅では自分で指示をしたツボに刺激を与えてもらいます。ツボと刺激法は個々により違いますのでここでは割愛させてもらいます。
数回治療しますが、1回の治療で下腹部の重圧感が半分以下になることもよくあります。
鍼灸治療の場合、下腹部の症状のほか、血液がさらさらになった、頭痛が減った、整理の期間が変化した…と、他の状態も変わってきます。
これは人間が本来の状態に戻ろうとする過程ででる変化だと思います。

鍼灸治療の対象となるのが関節、筋肉、などの痛みや神経痛と理解されている方が多いと思います。これは日本で保険がきく病気が運動器の痛みに関するものだけということからそう思われています。中国では、内科をはじめ産婦人科、眼科、耳鼻科などの疾患を普通に扱ってます。長年やっているとこんなのも鍼灸が効くんですか?と驚かれる場合も多々あります。子宮筋腫もその一つです。

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