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なぜ「つわり」には東洋医学なのか②[効果のある飲食物]

2016-11-08 05:32:43 | 女性の病機

 つわりの時、ほとんどの人がトマト  キュウリ アイスクリーム シャーベット 炭酸…などのあっさり系を好みます。多くは体を冷やすもので、心配ではありますが、何かを口にしておかないと、ということからでしょう。中には無性に、揚げ物が食べたくなるとかこてり系を好んでつわりを乗り切ったという方もおられます。
 また食事の好みも代わり、大好きだったものが嫌いになり、逆に嫌いだったものが好きになるということがあります。好物のゆで玉子が匂いをかいだだけで、嘔気がしたり、ポン酢がまったくだめだったのに好物になったという話を聞きます。

 こういうふうに食べれるものや食べれないものは人それぞれで、どれがいいとは言い切れないので、
 ここでは栄養とか食べやすいということではなく、「つわり自体」を楽にする飲食物を紹介します。

 かなり嗅覚が過敏になるせいか、ちょっとした臭いでも反応してしまうので、試めそうと想っても顔に近づけただけで顔をそむけられるものもあります。
 そういう中で、比較的、受け入れられたものです。

●杜仲茶(とちゅうちゃ)
杜仲は中国原産の落葉高木で、お茶として利用されるのは、若葉の部分になり、樹皮は漢方薬の原料として使われます。
カフェインは入っていないので、妊婦にも問題ないということに加え、あっさりして飲みやすいのが特徴です。
文献には「つわり」に効くとは書いてありませんが、何かの記事で読んだのでうちのやまのかみでまず試してみました。
更にレモンのスライスを入れるとけっこういけるんです。
当時、ペットボトルで売っていて、キャップのところにチュウーブのレモンエキスが付いていました。
時期が夏だったので冷やしてのんでました。
それで肝腎の嘔気ですが、もちろん軽くなりました。
ちなみに、血圧の降下や肝機能の機能向上に効果があるとされるそうです。

●生薑(しょうが)
 生薑は多くの漢方薬や薬膳料理にも用いられ、薬効をしての役割が大きい食材の一つです。
 まずやり方ですが、生しょうがを口の中でゆっくり咬みます。
丸ごと齧っても悪くはありませんが、細かく角切りにするのがよいと想います。
ネットを見ると、紫蘇(しそ)を加えて、お湯に入れて飲むという方法も紹介されてました。
生姜の有効成分は、ジンゲロール、ショウガオールなどの辛味成分で、
血流を促進し体を温める作用が認められています。
なので体を冷やさないという意味でも、妊婦さんにはうってつけの食材だと想います。
またデトックス効果も協力なのも特徴です。

 これらの食材は次回、紹介するツボを併用することによりその効果が高まるはずです。
近日中にアップします。

 


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