明日は何をしようかな…

趣味の手芸や読書などのことを中心に、日々の生活のことも書いてみたいと思います。

読書メモ 『鹿男あをによし』

2008-10-20 | 読書メモ

 『鹿男あをによし』 万城目学 

さあ、神無月だ ― 出番だよ、先生 by奈良公園の鹿 

というわけで、今回は『鹿男あをによし』を読みました。

図書館にいつ行っても予約人数が150人を下らず 
買うことを決意したのは夏休み前。
 
違う本屋に行く度に探したけど見つからず…
 
だんなの実家へお盆に帰省した時に
見つけたので迷わず買いました

で、なぜ今頃かというと…
神無月の話なので神無月に読みたいな
 
…それだけです。

以前、TVでドラマ化されていたので
楽しみに見ていました。
奈良が舞台だということと
考古学が出てくるということで
いつかは原作を読みたいな…と
…で、図書館へ行って…に戻るわけです。

原作とTVと比較すると…
原作は原作としてまとまっていて、
TVはTVとして作品に仕上がっていると思いました。

大きな違いは『藤原くん』が原作では若い男性であるのに対し、
TVでは綾瀬はるかがやってましたね。
綾瀬はるかの『藤原くん』のナイスなボケぶりが好きでした。

もうひとつの大きな違いは、
あること(モノ?)で『鼠の使い番』『狐の使い番』が
一気にわかってしまうこと。
ラストシーンはTVの方がよかったかな…
TVは某私鉄でしたが原作は新幹線でした。

違いは色々あったけど、
原作を損なうことなく
膨らませる部分は膨らませて…

プロデューサーや脚本家ってすごい仕事だと思いました。
…児玉清の『リチャード』は原作のイメージにピッタリでした
 
満足度:

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