『草々不一』
朝井まかて 著
8編からなる短編時代小説集
…なのだけど
ひとつひとつが映画にしても
いいぐらい濃く重い内容で
さらさらっとは読めず😓
読み始めたのは
昨年コロナで療養していた時期
つまりは昨年の6月💦
文庫本の割に重量があるので
起き上がって姿勢を保てるように
なってから読み始めた記憶が😅
読み始めたものの
内容を確認するのに
ページを行きつ戻りつ…
コロナのせいで頭がぼーっと
しているせいかと思ったけど
どうもそうでもなかったと
気がついたのは最近のこと😆
前半の4編を読み終えたところで
療養完了となり
以後忙しさに紛れて放置…
新幹線で読むにも持ち歩くには重量が😅
ところが
先日のWi-Fi不安定事案により
読書タイム復活!🎉
読みかけの本をスッキリさせよう
キャンペーン実施の結果
再開のチャンスが巡ってきた😁
やっぱり
ページを行きつ戻りつして読む😅
さすがにコロナのせいにはできない💦
日本史は好きだけど
江戸時代の武家社会には
あまり興味がなく…
なんというか武士というのに
政治の駆け引きというか
裏でネチネチ陰険な感じが否めず
一方で町民は生き生きしていて
お上の横暴もしなやかにかわして
楽しそうに生きている…なので
読むなら町民もの!
と思っていたのだけど
なんとなく手に取り
買っておいたこの本、
武士には武士の葛藤もあり
喜びも悲しみもある…
同じ人間なんだなと
気づかせてくれたかも
どの作品も
甲乙つけがたいのだけど
最後の【草々不一】で
涙腺決壊😭
それは身につまされるテーマ
だからなのかもしれないし
それが遠くない将来に
起こり得ることかも
と想像できる年齢だから
かもしれない…
【妻の一分】は
おっと思う視点で描かれており
正体に気付いてニヤリと😁
【落猿】では
職務における責任…
この時代の人たちは
口だけではなく本当に命をかけて
仕事をしていたのだなと
現世おけるご都合主義で
ちっとも辻褄が合わない
働き方改革って何なんだろうと
深く深く考えましたです😔
一番好きなのは
【春天】かな😊
読み応えのある
歴史短編小説を
お探しの方にお勧め
🌠🌠🌠🌠🌠
お薦めされました🤣
レビュー読んだ時点でもう
間違いないと思います!
最近、読む本が順番待ちなので
先のお楽しみが増えました♪
お時間できたら是非読んでください😄