明日は何をしようかな…

趣味の手芸や読書などのことを中心に、日々の生活のことも書いてみたいと思います。

最近読んだ本

2024-02-12 | 読書メモ
『草々不一』
朝井まかて 著



8編からなる短編時代小説集
なのだけど
ひとつひとつが映画にしても
いいぐらい濃く重い内容で
さらさらっとは読めず😓

読み始めたのは
昨年コロナで療養していた時期
つまりは昨年の6月💦
文庫本の割に重量があるので
起き上がって姿勢を保てるように
なってから読み始めた記憶が😅

読み始めたものの
内容を確認するのに
ページを行きつ戻りつ…
コロナのせいで頭がぼーっと
しているせいかと思ったけど
どうもそうでもなかったと
気がついたのは最近のこと😆

前半の4編を読み終えたところで
療養完了となり
以後忙しさに紛れて放置…
新幹線で読むにも持ち歩くには重量が😅

ところが
先日のWi-Fi不安定事案により
読書タイム復活!🎉
読みかけの本をスッキリさせよう
キャンペーン実施の結果
再開のチャンスが巡ってきた😁



やっぱり
ページを行きつ戻りつして読む😅
さすがにコロナのせいにはできない💦

日本史は好きだけど
江戸時代の武家社会には
あまり興味がなく…

なんというか武士というのに
政治の駆け引きというか
裏でネチネチ陰険な感じが否めず

一方で町民は生き生きしていて
お上の横暴もしなやかにかわして
楽しそうに生きている…なので
読むなら町民もの!
と思っていたのだけど
なんとなく手に取り
買っておいたこの本、
武士には武士の葛藤もあり
喜びも悲しみもある…
同じ人間なんだなと
気づかせてくれたかも

どの作品も
甲乙つけがたいのだけど
最後の【草々不一】で
涙腺決壊😭
それは身につまされるテーマ
だからなのかもしれないし
それが遠くない将来に
起こり得ることかも
と想像できる年齢だから
かもしれない…

【妻の一分】は
おっと思う視点で描かれており
正体に気付いてニヤリと😁

【落猿】では
職務における責任…
この時代の人たちは
口だけではなく本当に命をかけて
仕事をしていたのだなと
現世おけるご都合主義で
ちっとも辻褄が合わない
働き方改革って何なんだろうと
深く深く考えましたです😔

一番好きなのは
【春天】かな😊



読み応えのある
歴史短編小説を
お探しの方にお勧め
🌠🌠🌠🌠🌠















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2 Comments

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (dekochin)
2024-02-12 11:13:37
はい!
お薦めされました🤣
レビュー読んだ時点でもう
間違いないと思います!
最近、読む本が順番待ちなので
先のお楽しみが増えました♪
返信する
Unknown (m-tea_2008)
2024-02-12 11:24:53
dekochinさん、反応早過ぎ😆でも書いた甲斐がありました。
お時間できたら是非読んでください😄
返信する

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