ただのサッカーブログ

世間知らずの人間が書くサッカーを中心とした個人ブログ。2020年からはサッカー以外の事も少しずつ。

環境配慮型グラウンドの計画参画 古里・兵庫へ恩返し

2021-12-18 | Weblog
https://www.kobe-np.co.jp/news/sports/202109/0014676141.shtml

2021/9/13 21:17神戸新聞NEXT

サッカー元日本代表岡崎選手 環境配慮型グラウンドの計画参画 古里・兵庫へ恩返し

 滝川第二高校サッカー部の卒業生らが神戸市西区で進める
環境配慮型グラウンドの建設計画に、同校OBで元日本代表FWの
岡崎慎司選手(35)=兵庫県宝塚市出身=が関わっている。
このほど神戸新聞社の取材に明かし、「持続可能なグラウンドモデルを
表現することで、たくさんの人に知ってもらえたら」と語った。

 事業体の一般社団法人「マイスター」(神戸市西区)に参加。
実務は法人メンバーが担い、同市西区平野町の田園地帯に
約9千平方メートルの土地を取得している。

 環境志向を打ち出し、人工芝コートの地下に雨水をため、
表面温度を下げるシステムを採用。蒸気で冷やす仕組みで、
災害時には生活用水として地域住民に活用してもらう。
照明も発光ダイオード(LED)を使い、
電力消費量と温室効果ガスを削減する。

 いずれも欧米の最新技術を取り入れ、人と自然の共生を
目指す国連のSDGs(持続可能な開発目標)の推進を目指している。

 同法人は中学生クラブチーム「バサラ兵庫」(今年マイスター須磨から改称)
なども運営。新グラウンドはサッカースクールの練習場とするが、岡崎選手らは
「人が集まり、コミュニティーの場になる一例もつくりたい」
と地域住民にも使ってもらう予定だ。


 建設にあたっては法人メンバーが新型コロナウイルスの
感染状況を見極めながら、地元自治会に説明を重ねてきた。
着工は10月中を予定しているという。

 環境を守り、地域をつなぐ-。その両立は、岡崎選手がプレーしてきた
欧州各地で見てきた光景といい、古里・兵庫への恩返しとして考えているという。
自身は現役生活に集中するため、共感した法人メンバーが先頭に立って動いている。

 岡崎選手は「日本代表に入り、サッカー選手として活躍するたびに
兵庫で育った感謝を持った。地域の人たちに信頼される
街クラブとして進んでほしい」と期待している。(有島弘記)

【おかざき・しんじ】1986年4月生まれ。宝塚市出身。
同市立丸橋小学校から三田市立けやき台小学校に転校し、
同市立けやき台中学校を卒業した。サッカーの名門・滝川第二高校(神戸市西区)
を経て2005年にJリーグ1部の清水エスパルスに入団。
11年から本場の欧州に渡り、16年にイングランド・プレミアリーグのレスターを
初優勝に導いた。ワールドカップには3大会連続で出場し、
日本代表通算50得点は歴代3位。昨季限りでスペインリーグの
ウエスカを退団し、同国リーグ2部のカルタヘナに加入した。




12月17日(金)閲覧数:429PV 訪問者数:305人

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする