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トランス脂肪酸

2007年07月05日 | 私しゃ、こう思う!
NYでトランス脂肪酸規制 全米初、健康志向に注目

遂にニューヨークではトランス脂肪酸の法規制が始まったようです。

って、云っても、トランス脂肪酸が良く解らない。

なもんで、ちょっと、調べてみた。

内閣府食品安全委員会HP

日本マーガリン工業会

で~、どう云うことかっていうと。
まあ、簡単に云うと、このトランス脂肪酸を摂りすぎると、肥満や動脈硬化なんかになる危険性が高かくなるってことですね。

で、ニューヨークなんかでは肥満の人が多くって、なんとかしようってことで法律的に外食屋さんで使う油を規制しようってことなんですな。

さて、日本はどうなのってことなんですが。
日本の役所は、そもそもアメリカよりも、このトランス脂肪酸の摂取量が少ないから規制の必要は無いってスタンスのようです。

<日本人の総エネルギー量に対するトランス脂肪酸摂取量は1日平均0・3~0・6%。世界保健機関(WHO)などではトランス脂肪酸の摂取目安を、最大で1日あたり総エネルギー摂取量の1%未満としており、これを大きく下回る。>(内閣府食品安全委員会6月の発表)

<これに対して米国は2・6%と基準を大きく上回っており、「今回の規制は米国特有のハンバーガーなどファストフードといった油もの中心の食文化によるところが大きい。今の日本人の食生活ならまず問題がない」>(大手食品油メーカー)

と、こういった説明だと、まあ、日本では大丈夫なんだと思うかも知れませんが、これは、あくまでも日本人全体として捉えたときの数字なんですね。

個人個人を見てみると、アメリカ人なみやそれ以上にトランス脂肪酸に晒されている人は結構居るんじゃないでしょうかね。

要するに、知らずにトランス脂肪酸を摂取し続けているってことが問題なんじゃないのかな。

マーガリン類(マーガリンとファットスプレッド)には、トランス脂肪酸が含まれています。

パンに付けて食べる量はほんの僅かでしょうね。

マーガリンには家庭用、学校・ホテル・病院などの給食用、の他に、最も消費量の多い業務用マーガリンがあります。

業務用マーガリンは、パンやお菓子の原材料として使われています。

そんな訳で、私達は知らず知らずのうちに、トランス脂肪酸を摂取しているんですね。

と云うことが、解りましたが、じゃあどうすれば良いんでしょうか。

私は、こう思うんです。

現在は、食品表示にトランス脂肪酸の表示義務は無いんですね。
これを、表示義務化したら良いと思うんです。

「この食品には、トランス脂肪酸が○○g含まれています。健康のためにトランス脂肪酸の摂りすぎに注意しましょう」

なんてのは、どうでしょうか。


注 油脂含有率が80%を超えるものがマーガリン、80%未満がファットスプレッドと呼ばれます。


雨が止んだら暑くなってきました。
汗なんぞ拭きながら、ちょっとプヨプヨ化が進行中の下っ腹をなでなでしている今日この頃、みなさま如何お過ごしでしょうか。


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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Unknown (NQK)
2007-07-14 10:10:44
そう言えば、以前セロリの農薬問題の時もそうでしたね。
「消費量が少ないので問題無い。」との発表がありましたが、セロリなんて好き嫌いが激しい食べ物ですから、全人口での摂取量で計算されては問題有りですよね。
もっと国民を大事にしてもらいたいものです。

返信する
お久し振りです (海老名誠)
2007-07-14 20:14:27
食の安全に関しては、以前にも書きましたが、( http://blog.goo.ne.jp/m-ebina_2004/s/%A4%A6%A4%CA%A4%AE )
中国産うなぎのマラカイトグリーン問題なんかは、一年以上経っても未だに解決できないんですから、情けないですね。

メタボの人達は、このトランス脂肪酸にもっと注意した方が良いと思うんですがね・・・。
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