Design Manhole Cover

Design manhole cover that gathered throughout Japan

売れ残るくらいなら、・・・

2012年02月20日 | 身辺雑記
先日、ベーカリーのロス(売れ残り)について相談を受けました。
大量に仕入れているワケではないが、ロットが販売数より多い。
総売上個数で製造を調整しようとすると、アイテム(品揃え)が少なくなってしまう。
アイテムを本部の基準で揃えると、廃棄ロスが出る。
値下げ販売をすると、利益が減る。
冷凍生地なので仕込みで解凍してしまうので、焼かないわけにはいかない。
焼きあがってしまうが、売れないのでロスになる。

まあ、どこまで行っても悪循環の輪を断ち切れないようです。

私が提案したのは、始っから今日のロス(売れ残り)が分かっているんなら、
そのロス分のパンを一日かけて全部試食で出すってことでした。

あなただったら、値下げのロスも、廃棄のロスも、試食のロスも同じ額だったらどのロスを選びます?
一番お客さんが喜ぶのは、値下げだと思います。
排気ロスは作業が簡単だから、労働効率は良いですね。まあ、楽ができるってこと。
試食は、お客さんが喜んで次の購買のきっかけにもなるでしょう。

でも、パンを焼いている人からすると、朝から試食をバンバン出すのにはなんか抵抗があるようですね。
やっぱり、自分で焼いた焼きたてはフツーの値段で買って貰いたいんでしょうね。
凄く良く分かりますよ。

でも、そのパンが売れ残ったら、捨てられるか半額処分なんですよね。
明日、出来たての美味しいパンを買ってもらうために、今日は出来たてのパンを試食に出すって考えになれたら良いんですけどね。
売れ残りのパンばっかり試食に出してたんじゃ、まあ、パンとしても試食としての役目を果たせなかったりしませんかね。

そんなことが、あった数日後、ポストに新聞が入れらていました。
某朝日新聞ですが、最近新聞離れで経営が厳しいからもっと新聞を読んでください。
新聞はこんなに良いもんですよ。
なんてことで、無料だから読んでくれって、数日間置いていきました。

新聞が売れなくって、そうとう困ってるんでしょうね。
結局5日分の新聞はそのまま紙ゴミとして出しちゃったんです。

なんつったって、新聞てのは読まなかったら他に使い道がないんだよね。
昔は、便所(トイレではない)の落し紙に使ったり、竈(かまど)の焚付けにしたり、畳の下に敷き詰めて隙間風よけに使ったりしたんだけど、
今じゃそんな便所も竈もないし、床下には断熱材が敷いてあって隙間風も入って来ないからな。(おれんちは!)

まあ、新聞はパンと違ってくえね~から、只で貰ってもいらね~よ。
そんな只で配るようなことするより、読者が知りたがってる報道をするこったね。
人ってものは、知りたいと思えば高い銭を払って本でも雑誌でもエロ本でも写真集でも買うもんだよな。
まあ、売れね~のは、そんだけ魅力が無いって事だって早く気づいたらどうなんどろうね。等と売れ残りについて思う今日此の頃、皆様如何お過ごしでしょうか。