シネブログ

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『告発の行方』

2007年03月07日 00時08分36秒 | 映画レビュー
製作年度:1988年
上映時間:110分
監督:ジョナサン・カプラン
出演:ジョディ・フォスター 、ケリー・マクギリス 、バーニー・コールソン 、レオ・ロッシ 、アン・ハーン 、カーメン・アルジェンツィアノ
オススメ度:★★★☆☆

ストーリー:
場末の酒場で起きた複数の男によるレイプ事件。勝ち目がないと言われながらも、裁判を引き受けた女性検事補は調査を開始するが、被害者の女性は酒に酔っており、被告側の男たちは和姦を主張していた。やがて原告がマリファナを服用していた事が発覚、裁判は絶対不利となっていく……。



コメント:
この映画について語ることはない。
観れば”レイプ”という犯罪がどれほど残酷で恐ろしいものかがわかるからだ。
レイプシーンはジョディ・フォスターの力演ということもあり、かなりリアルなものになっているので観るときはそれなりの覚悟が必要だろう。
とにかく目を塞ぎたくなるほど辛いものだ。

この映画の最後で次のような字幕が流れる。

「アメリカでレイプ事件は6分に1件発生
4件に1件は複数犯による犯行である」

この字幕には衝撃を覚えた。
こんな事件がこれほどまでに発生していることが信じられない。
これから観る人には、このような事件が現実に起こっているということを重く受け止めて観てもらいたい。
決して軽い気持ちで観てはならない映画である。


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