読書記録

とりあえず、読了本をあげていくつもりです。
…もしかしたら、映画とか、ゲームとかまで…たどりつくのかww

デボラ・クロンビー

2005年10月29日 | ミステリー(翻訳)
警視の不信
◆「警視の不信」

 クロンビーの警視シリーズの8作目。
 今回は、警視キンケイドが主役じゃなくて、警部補になったジェマが主人公です。

 大手アンティークショップのオーナーの妻が惨殺され、その事件を追うジェマ。キンケイドは、自分の所轄で起きた別の殺人事件との関連を調べ始める。
 色々あって、すんなりといかないキンケイドとジェマだけど、今回は前進しました。この二人のというか、二人の家族(それぞれに前の結婚での子供がいる)の進展もこのシリーズのポイントだね、と改めて実感。
 が、今回は、スコットランドヤードに、ノッティングヒル署と、警察関係でも人が倍増で、他にも回想とかなんとかで、やたら人が多くて、それも女性なのか男性なのかよくわからない名前とかもあって、とっつきがしにくかったです。

 ともあれ、このシリーズ、読むと、「いいお茶の時間がすごせました」って気分になる。
 はずれはないので、おすすめです。

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