読書記録

とりあえず、読了本をあげていくつもりです。
…もしかしたら、映画とか、ゲームとかまで…たどりつくのかww

ダフネ・デュ・モーリア

2004年09月03日 | ミステリー(翻訳)
「レイチェル」

 早くに両親を亡くし、従兄に育てられた主人公。その従兄はイタリアで結婚し、そこで急逝する。その妻レイチェルを激しく憎悪するが、彼女に会ったとたん…。
 前半、つか、かなりよくあるパターンだよねって思うんだが、これがあまりによく出来てるのでどんどん引き込まれる。ホント、デュ・モーリアは天才だ。
 でもって、最後に…。こーいうオチをもってくることが出来るのは、モーリアだけだと強く思う。
 面白かった。でもこれって新訳だから、「このミス」とかの対象にはならないのかしら? いや今年出版されたっていうのは全部対象なのかな。私なら、間違いなく1位にするぞ。

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