東雅夫 編 2005年10月29日 | ホラー(邦人) ◆「血と薔薇の誘う夜に」 吸血鬼ホラーのアンソロジー。 っても、日本人のばっかりなので、ゴシックで耽美って感じじゃない。土着的で湿り気たっぷりで、怖いww こうやって並べると、ずいぶんからっとしてると思っていた新井素子のでさえ、湿度が高いのに気づいた。 和風は、和風で、ジャンルを確立してるんですなぁ。 余談になるが、解説で、もー様の「ポーの一族」が「戦後世代の吸血鬼観に計り知れない影響を及ぼした」と位置づけていた。もー様は、偉大なのである。 « センターステージ | トップ | 東雅夫 編 »