読書記録

とりあえず、読了本をあげていくつもりです。
…もしかしたら、映画とか、ゲームとかまで…たどりつくのかww

バリ・ウッド

2004年10月05日 | ミステリー(翻訳)
「殺したくないのに」
 超能力を持っているため幼少の頃から阻害されてきたヒロインの物語。
 エラク字の小さい文庫だと思ったら、昭和58年発行だった。小さくてびっしりつまってます。でも、どんどん読める。色々つっこみたい部分はあるんだけど、バリ・ウッドはそういう些細なことなんて無問題なのよ、って突き進めてしまうパワーがあるんだよね。とはいえ、ヒロインそのものとか、彼女を追う刑事とか、最後の展開とか、うーん、って思ってたら、これはバリ・ウッドの処女作でした。どうりで。
 バリ・ウッドってキャラクターの設定が上手いのかなぁ。
 今回のヒロインは、とんでもなくお金持ちのお嬢様でした。そのお金持ちってところが各箇所で生きてるし、刑事がユダヤ人っていうのも、しっかり隠し味になってる。過去読んだ作品(ちょっとタイトル思い出せないが)も設定が上手いよなと思った記憶があるんだが…。
 が、何を読んだがよく思い出せないところが、バリ・ウッドなのであった<おい

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