◆「ランゴリアーズ」
キングの本当は四作はいった短編集(って全然短くないけど)を2作づつにして翻訳された1冊目。
「ランゴリアーズ」はTVドラマになっていて、まだ単行本の翻訳も出てないころに放送があり、しっかり見たので、そのままになっていた。が、急に「読みたい」ってなって、この度ゲット。
一緒にはいっている「秘密の窓、秘密の庭」は、ジョニデ主演の「シークレットウィンドー」の原作です。
で、やっぱりキングは面白かった。
ランゴリアーズは、かなり細部まで覚えていたけど、やっぱりわくわくどきどきしたし、ドラマでも泣いたところは、これでも泣いた。
ついでに、ドラマもまた見たいと思ったけど、これってDVD出てないんだよね。うーん、そんなに古かったのか。でも、割とコケルといわれているキングの映像作品としては、非常によくできているので、ぜひDVD化を。
つか、映画よりTVドラマの方がたいていいいんだよね、キングにしろクーンツにしろ。
やっぱり映画だと、俳優に制作費をどーんともっていかれるからだろうか?
秘密の窓、秘密の庭は、怖かった。
こういう理不尽に、そしてサイコに追い詰められるのって、すごい怖い。でもって、読みながらキングだから救いようがないんだろうな、って想像できるから、さらに怖い。これが、クーンツだとなんだかんだといっても主人公は助かる、ハッピーエンドになるはず、って思ってるから安心できるんだけどね。
で、やっぱりキングはキングでした(苦笑)
映画は、原作とはちがうラストってことなので、見てみようかなと思う。