◆「乙女の祈り」
ロードオブザリングのピーター・ジャクソン監督作品。
ニュージランドで実際に起こった14歳の少女二人による母親殺しの話。
些細なことで追い詰められて空想に逃げていく、思春期独特の痛さが、独特の映像で淡々と語られ、クライマックスを迎える。
二人の少女のうち一人は、現在イギリスでミステリー作家になっている。この映画の公開で、過去をすっぱ抜かれて憤慨したとかなんとかって聞いているが、私はその作家が気にいっているのでこれを見る気になった。
なんつーか、痛い映画だったわ。
でもって、誰もそういう思春期を通過してきているはずなのに、親になったらどうしてそれを忘れてしまうんだろうねぇ。
後のミステリー作家になる方の子を、タイタニックのケイト・ウィスレットが演じてるんだが、今、アマゾンで見るまで気付かなかった。いや、だって、全然きれいじゃ…ふがふが。