読書記録

とりあえず、読了本をあげていくつもりです。
…もしかしたら、映画とか、ゲームとかまで…たどりつくのかww

M・H・クラーク

2005年04月27日 | ミステリー(翻訳)
魔が解き放たれる夜に
◆「魔が解き放たれる夜に」
 クラークです。も、どんな状況、どんな設定だろうが、水準以上のものはもってくる、こうなると職人ですなぁ。
 今回のクラークは始めての一人称だそうで。そーいわれてみればそうだなと思うんだけど、あまりにも違和感ないので…っていうのはどうなんだろうねぇww
 姉を惨殺した犯人が保釈になった。犯人は未だに犯行を認めておらず、妹はその証拠を探し始める。って話なんだけど、ここまで「犯人」と断言されて、ネットで実名で糾弾されるっつーのには、賛成しかねるんだが、クラークのヒロインなのでぎりぎりのラインで好感度を保っている。でもって、やっぱり脇が上手い。弟や、父を、微妙なさじ加減で使ってる。
 読み終わって冷静に分析していくと、???な部分もないわけじゃないが、ま、そんな小さいことは気にしちゃいけないさww