ルイスと映画泥棒

中国・韓国映画を中心に毎日観た映画の感想を記録。おすすめ度を☆で採点、☆四つ以上は必見の映画。

武士の一分

2008年03月28日 | 映画
 山田洋次監督の藤沢周平時代劇映画化三部作の最後を飾るヒューマンドラマ。主演に『2046』で世界にも活躍の場を広げた木村拓哉を迎え、幕末に生きる武士の名誉と夫婦のきずなを描く。妻役の檀れいやかたき役の坂東三津五郎ほか、緒形拳や桃井かおりなど、日本を代表とする実力派俳優が勢ぞろいする。「武士の一分」とは、侍が命をかけて守らなければならない名誉や面目の意味。そのタイトルが指し示す人間ドラマは、観るものの心を揺さぶる。

 木村拓哉の朴訥な演技に好感が持てる。理不尽な仕打ちに敢然と立ち向かう姿を描く藤沢周平の時代劇は、トラさん映画のようにワンパターンだが、安心して観ていられる。脇を固める坂東三津五郎や緒形拳もいい味出してる。

おすすめ度  ★★★★☆


製作年度 2006年
上映時間 121分
監督 山田洋次
出演: 木村拓哉 、檀れい 、笹野高史 、小林稔侍 、赤塚真人 、綾田俊樹


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