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手作りアクセサリーショップlu-x(るっくす)の店主ホイミのつぶやきブログ
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父の2度目の転院と長崎原爆の日

2015年08月09日 | つぶやき


 こんにちわ~^0^

 今日は父の転院のご報告です。

 肺炎で緊急入院してから、1度目の転院。

 胆嚢摘出・胃瘻の手術を経て、一時は危篤状態だった父はやっと体調が安定したと言うことで、この度2度目の転院を致しました。

 入院前までは、笑ったり声を出したり出来ていたのに、今は……表情も変わらず声も全く出ません。

 やはり、入院前の状態に戻るなんて夢のまた夢だったのかもしれないな……。
 命が助かっただけでも良かったんですけどね。

 今後、ずっと寝たきりの状態から回復出来る見込みがない故、今度の病院はそういう状態の人達を専門にしている個人病院になります。

 個人病院と言っても、割と大きくて介護福祉に特化した設備が整った施設で、24時間体勢で医師が待機していて、スタッフも多くリハビリもしてくれるという施設となります。

 物が口から食べられない状態ですと、口の中がカリカリに乾いてしまうので、口腔ケアを毎日行って頂けるよう希望していましたので、この病院なら安心です。

 ワタシの職場からも遠くはないので、通いやすいし、清潔感があり、スタッフも感じの良い方ばかりなので、安心してお任せする事にしました。

 お金はかかるけれど、リッチなホームに比べたら、たぶん安いと思います。

 ……ワタシもやっと肩の荷が下ろせそうです。

 自宅での長い介護の日々でした、辛かった事もありましたけれど、それも良い経験になったと思っています。

 家族の介護をなさっておられる方は多いと思います。
 家族の負担は、介護を実際にしてみないとなかなか分からないものだとつくづく感じていました。

 職場でも、理解してもらえない部分が本当に多かった……。

 お金もかかるし、夜もぐっすり眠らせてはくれない。
 父の体重を支えきれず、骨折や怪我をした事もある。

 その度に、いつまでこんな事が続くのだろうと、不安に押しつぶされそうになったりもしました。

 いろいろ有ったけど、父が痛い所もなく、苦しくもなく、安全に日々を過ごせるようになったと思うと、本当に心が軽くなった気が致します。

 もうワタシ自身で父に特別に何かをしないといけない事が無くなってしまったみたい。

 マメに会いに行って、笑顔を届ける事ぐらいかなぁ――。

 父が笑う顔をまた見られるかなぁと……。

 ――希望はまだ捨てていません。

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 今日は長崎原爆の日でしたね、原爆投下から70年、爆心地近くの浦上天主堂を訪れた時、首だけ残された被爆マリア像は、衝撃的でした。

 撮影禁止なので、被爆マリア像の画像はありませんけれど、浦上天主堂の敷地内に並んでいる石像も衝撃的でした。









 長崎はキリスト教徒の多い地域、なぜアメリカはこの地に原爆を投下したのでしょうか。
ある意味、同胞だと思うのですが……。

 長崎に原爆を落とした経緯に諸説ありますが、国と国、争いを勝って得た利益は負けた損失よりも多いものなのでしょうか。

 ワタシには理解出来ません。

 双方の国の人どうしではどうでしょうか?

 勝った喜びよりも勝っても負けても失って悲しんだ人の方が多かったのではなかったのでしょうか? 

 争いをする事で、遺恨は必ず残る。 
 勝っても負けても後々尾を引くのは、遺恨だけです。



 ワタシの望みは、ただひとつ。

 ――争いの無い、悲しみの無い世界で平和に暮らしたい。