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手作りアクセサリーショップlu-x(るっくす)の店主ホイミのつぶやきブログ
  ~他ブログよりお引っ越ししてきました~

ぷち旅~徳島編-5- *剣山登頂してきました(その2)

2014年05月21日 | ぷち旅
こんにちわ~^0^

ぷち旅日記、前回の続きを書きます。

今年一発目の登山・徳島県の最高峰である剣山登頂を難なく(?)成し遂げた(笑)ホイミ達。

後は、リフトの降り口まで下ったら終了というところで、リフトの最終時間まではまだ2時間少々の余裕が出来ました。

で、最初に気になっていた『行場』を見に行ってみようとなりました。

修行場で修行をしようとは、全く考えてなくて、見るだけだよ^w^

もしかしたら、誰かがチャレンジしているかもしれないし♪

『刀掛の松』という休憩エリアは、各ルートの中継ポイントとなっている事は
チェックしていたので、山頂からイッキに『刀掛の松』まで。

余談ですが、前回は書かなかったのですけれど、途中に雪が一カ所だけ残っている場所がありまして、そこは、ブヨと呼ばれる小さなアブが雪の水分を目当てに集まっている所がありました。



この時期だからなのか、今年が異常発生しているのかは、判りませんが、

登っている時もこれまでに経験したこともない・・・
息も出来ない口も開けられない、目も開けられないという程の大量のブヨの襲撃に遭いました。

真っ黒の霧のカタマリの様に大群が人に群がります。
ヤツらは、人を一瞬で噛んで水分を吸います。

登山をしていたら、ブヨが顔の前をブンブンとうろついて手で払ってもまたしつこく顔の前をうろついたりする事は多々有りますが、ココでは、そんなイラっとする程度の表現とは比べものにならない・・・ハッキリ言って恐怖という感情の方が先に立ちました。

本格的な登山ルックを装いの登山者も他に居ましたが、『うわ~><何コレ~~!?ギャー><』と皆、たちどころに襲われており、早足で駆け抜けていました。

登山には、長袖は必須だとしみじみ感じます。

幸いブヨに噛まれるまでには至らずに復路もそのブヨポイントをやり過ごす事が出来ました。
ハンドタオルで顔を覆うのと、サングラス(メガネ)、帽子、手袋は有効です( ̄∀ ̄*)b

話が反れました^^;

さて、『刀掛の松』に到着し、一息入れずに、行場への別ルートへと道を変えます。

その時、行場方面から、一人の全身鍛え上げられた逞しい体格で黒い服装の忍者の様な青年とすれ違いました。
彼は、ゼィゼィと息を荒げながらもしっかりとした足取りです。

忍者(仮称)でも、あれだけ苦しそうなんだから、上りのルートに選ばなくて良かった。。
下りのルートで正解だわネっ( ̄w ̄;)b←ヘタレコンビ

そのルートはそのままリフト乗り場まで繋がっていると思っていましたから、下るだけだし、楽勝だな~こりゃ^w^

るんるん♪ 下りの道~♪ 


さっきまでの道とはうって変わって、行場っぽく足場はかなり悪いけれど、この程度はヘイキヘイキ~~~(((((((o≧▽≦)o



道はずっと下り気味みたいだし。 

だけど、白い尖った石ころが体重を掛けたらゴロリと動いて滑りそう。。

気をつけて進まなくちゃ~ゆっくりと・・早足で(←どっちやねんっ^^;)


どんどん けもの道化してきました^^; 大丈夫か?

途中、2人の男性とすれ違いましたが、人ひとり通るのがやっとの崖っぷち、
少しのスペースで男性らが崖に貼り付き道を譲ってくれました(´▽`)感謝!

すれ違いに男性らの顔をちらりと見ましたが、このヘタレコンビがココを?と
ちょっと不思議そうな表情を見せたのをワタシは見逃してはいなかったのだけれど・・・

本格的な登山スタイルをしていないので、場違いだろうと思われても不思議じゃないでしょうし・・・と思い直し、先を急いだのです。


ロープと手すりがある所もありますが、無いところも沢山有って
結構な角度の崖っぷち、結構過酷です。

一歩間違えれば滑落し死人が出るレベルかと^^;

道には迷いにくいですが、暗くなるとかなり難易度高いです。
こんな所で滑落したら、誰も助けには来てくれないでしょう。



ずいぶん歩きました、
そろそろ行場に着いても良い頃なのだけれど・・・
なぜか上り坂に変わりました>< ウッソ~~~>< また登るのかょ~~(T▽T)

そして、遂に道が二手に別れました、、
左手には大きな岩、右手の道は、更に急な上りで・・・足場になろう石に足を掛けると
崩れだす程のヤバそうな道。。ってか、コレ、道なの? 

左手の大きな岩の方の立て札に何か書いていそう・・・見てみよう。


雑草が生い茂る左手の道へ進み、立て札に近寄ってみたけれど、ヒントになるものは、何も無かった。

岩の先は行き止まりなのか、道無き道を下って行けって事なのか、さっぱりわからない。

仕方なく、右手の道へ。 落石しそうなヤバそうな道(?)を登ってみると、別の岩の上に社があった。


コレが行場なのか? やっと着いたみたい。。。???



誰も居ないし、、先に続く道は上っているし・・・更に道は険しそう。

ふと見つけた方向を示す立て札の字は消えて無くなっていた(´・ω・`)あらま・・


・・・・・・・・なんか、ヘンだ。。

  とても嫌な予感が走る。


慌てて登山口で撮った絵地図の画像をカメラのモニターに出して確認する。

あっちゃー>< シマッタ・・・

『刀掛けの松』から来ちゃイケナカッタ。


この絵地図↑、A地点からオレンジ色の矢印のルートで来なければいけなかったのに、
ワタシ達はB地点の『刀掛の松』から来て、今まさに、A地点へ向けて歩こうとしていることに・・・・やっと気付いたのです。

 A地点なんて、有ったかな。。。気付かなかったょ;;;


 助さん、、、残念なお知らせがありマス(´・ω・`)
 
 この道は、リフトに繋がっていないのはおろか また山頂を目指すルートでありマス( ̄▽ ̄;)ゞぽりぽり

 結論から言いますると、

 来た道を戻るルートが近そうだけれど、、、さっきまでの下り道を今度は上がらなければならない事が発覚しまちた。


 ウソー><ウソだと言ってくれ~~!!!←by助さん

 
 ウソだと言ってあげたいけれど、どうしますか?

 このまま(A地点方面へ)進めば、もしかすると、
帰りのリフト分も歩きで下山となる可能性が出て来ますが。。

 少し考えさせてくれよぅ~~~~ゞ(_△_;〃ジタバタ ←by助さん

 助さんは、リフト方面へと続く下りのけもの道が無いかと探していましたが、

 マジで滑落しそうなので、やめた方が堅いと判断した様子。

観念して元来た道を戻ります。

さっきまで下りのルンルンな道は、既に限界に来ていたワタシ達の足には過酷過ぎる道と変わります。

しかも、雪は残っていませんでしたが、ブヨポイントが2カ所ほどあり、
ヘロヘロなワタシ達に、ブヨポイントを駆け抜ける気力は残っていません。

さっきの道を譲ってくれた男性2人、この道はどうせ戻って来なきゃならなくなるよ~このヘタレコンビ、大丈夫なのか?と、思いながらワタシ達を見てたのだろうと、やっと知った。

その言葉をなぜあの時かけてくれなかったのだーー!!
  (↑どんなに親切な人でも普通はかけません。)

ズバリ キミ達には無理だから引き返せと、言ってくれて良かったのだーーーー!!
  (↑どんなに親しい間柄でも、そこまでは言いません。)


 後悔の雨嵐をどんなにしようとも、現状が変わるわけではありません。


ほぼ無言で歩きます、おしゃべり出来る元気はもう無いし、ブヨが追ってきてはまとわりつきます。

先に行ってくれ。。と短距離タイプの助さん、ペースダウン。

がんばれ!あと半分だから!! と、長距離タイプのワタシ。

大量の汗をかき、暑いがシャツを脱ぐとブヨの餌食だからガマン。

持っていた水も残りわずかだからと大事に飲み、乾きもガマン。

ブヨを振り払い、早足で歩きながらも、野鳥がいたら激写しなければ、、
と、周りを見ながら歩いていたつもりだが、実は体力が限界で、それどころでは無かった。

が、助さんが、ホイミの前!前! と言う。

(何の鳥か判断しかねるが)『アオゲラ(キツツキの種類)みたいなのが2羽居る!』
と、言うので、指す方向に目線を合わせてみるが、全く見つけられない。

見つけた!と思ってカメラ構えたら、レンズの蓋を外し忘れていた事に気付き、慌てる。

慌てると、カメラのスイッチをOFFにしてしまい、スイッチを入れ直して・・・

再びカメラを構えると、ブヨがブンブンとカメラにまとわりつき、ピントがブヨに合って撮れない(T▽T) シッシッと追い払うがヤツらはしつこいanger

『アオゲラ』なら、是非とも仕留めたい。


ブヨに少々噛まれようとも・・・・身を犠牲にする覚悟をキメた時には。。。

 アオゲラに逃げられてまちた~~~~(´;ェ;`)ウゥ・・・

 助さん曰く、ワタシの目の前に居たんだと。。あぁ、、、、なんてツイテナイ。

 ブヨに噛まれてはいなかったが、口の中に鼻の中にヤツらは土足で進入し、
 ワタシはゲホゲホのエライ事になっていました。

 チキショーεε=ε=εε=ε=εε=ε=ε=┏( >_<)┛今度来たらキンチョ○ルしたるっ!

そんなこんなでやっと『刀掛の松』まで戻り、一休み。もうぐったりミ(ノ_ _)ノ=3

山の天気は変わりやすい、それまで曇り空だったが、途端に晴れ間が 
ぐったりのワタシ達を襲う。 汗だくなのに、サウナ状態だよ。

水ももう残って無いので、干上がるわけにはいかない。

あとは、下るだけだ、がんばろう! と、再び歩き出す。

無心で下りるが、下りは滑らないように気をつけながら歩かないといけない。
リフトの最終まで まだ大丈夫だからと、ペースを落として歩く。

どうも、ワタシは、ガニ股歩きが出来ない。
だから、よく小さな石を踏むと滑って転ぶようだ。

助さんが、阿波踊りの男踊りのようなステップをするのだ!とワタシに何度も指南するが、
ヤダ!そんなおかしな歩き方出来ませんっnose4

途中、幾度か滑りそうになりながらも、リフト乗り場に到着し、
そこからの眺めを見納めにリフトへなだれ込む。 


ハァー(ノ´▽`)

疲れた足を空中に放り出し ぶ~らぶらさせて、冷たい山の風に当たると、
かいた汗がイッキに冷えて、、、


    冷えすぎて、さぶっ><



ワタシがぷるぷると身震いしている間、助さんは、

ハァ~(〃∇〃) 
リフトサイコーyellow18 リフトっていいなぁーyellow18
帰りもリフトに乗れてヨカッタ~と リフトを終始誉めていました(笑)



ハイ^^*

いつまでも乗っていたかったリフトもお終いですよー!


  で、この旅のお話もお終いですσ(=^‥^=)ゝ


実は、この剣山の話の前に、ある場所へ立ち寄りました。
そこでワタシに起きた不幸な出来事がΣ(゚□゚;)





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