こんにちわ~^0^
今日は小雨な徳島です。
さて、ぷち旅記録の続きを書きますね^^
目指すは大きなアーチ型の黒部ダムです。
黒部ダムは10年前の2000年に放映された織田裕二主演の映画『ホワイトアウト』を見て、ゴッツイとこがあるんだなぁ。。と、(寒いトコ苦手だけど)行ってみたいなぁ~と長年思っていた場所でした。
(ただし、この映画のモデルは黒部ダムではなく、
新潟県と福島県の県境にある奥只見ダムなんですと^^;)
ちなみに、ホワイトアウトとは+++++++
雪や雲などによって視界が白一色となり、方向・高度が識別不能となる現象です。
ホワイトアウトの状態に陥ると、錯覚を起こしてしまい、雪原と雲が一続きに見える。太陽がどこにあるのか判別できなくなり、天地の識別が困難になる。また、太陽光が遮られ、足元の風紋も見えなくなる場合もあり、航空機の場合には墜落の原因ともなり得るのだそうです。
++++++++++++++++++
黒部ダムは、ダムを建設した関西電力にとって社運をかけた一大プロジェクトとして多額の資金が投入され建設されたが、ダムまでの長いトンネルを作る際、断層破砕帯と呼ばれる地層に困難を要したそうだ。
+++ 断層破砕帯について ++++++
断層は岩盤が割れてずれ動くことにより、断層面周辺の岩盤は大きな力で破砕され、岩石の破片の間に隙間の多い状態となっている。
これが断層破砕帯で、砕かれた岩石破片の隙間に大量の水を含み、また地下水の通り道となっている。掘削中のトンネルがこの場所に当たると大量の水が噴出して工事を著しく妨げ、死者を出す大きな事故に繋がる。
++++++++++++++++++++
2002年の大晦日、NHK 紅白歌合戦に中島みゆきが初出演しプロジェクトXの主題歌「地上の星」を披露した場所でもあります。
氷点下20度近くまで気温が下がる厳冬の黒部からの生中継で黒四発電所と欅平とを結ぶトンネルの中、ワインレッドのロングドレスに身を包み「地上の星」を熱唱したシーンはまだ記憶に残っているかたもいるはずだね^^
黒部ダムは、2方向から行くことが出来る。
富山県の立山から行くのと、長野県の扇沢から行くルート。
立山から行くルートは、ロープウェイやトローリーバス、ケーブルカーと幾度も乗り換えるアルペンルートを時間をかけて行くコース。(交通費が驚くほどかかる^^;大人往復10490円/人)
ホイミは限られた時間内にダムを見たかったので長野県側からのルートを選んだの。
(トローリーバス約15分だけで、ダムに着く。大人往復2500円/人)
ただ、トローリーバスが何時まで往復しているかが気がかりだった。
大抵の観光名所は夕方5時までに閉館しちゃう。。ただ、GWだし、バスの増便や延長も可能かな?と少し甘い期待もあった。
雪をかぶった山にある扇沢駅へと車を走らせるが、途中、観光バス3台に塞がれて
なかなか思うように進まない><
長野入りしたら、真っ直ぐ来るべきだったか。。と後悔をしながらも、淡い期待を抱いて観光バスの後ろに付いていた。
やっと扇沢駅に着き、駐車場に入ろうとすると、警備員さんに、トローリーバスは(往路)まだ有るけれど、時間的に帰り(復路)のバスに乗れなくなるよ。明日にした方が良い。と言われて愕然。
そっか、、、、ダメなんだ。。。。折角頑張って来たのに。。。明日もまた長い距離を走って来なくちゃならないのか・・・残念(;´д`)シュン
行く手を塞いでいた観光バスから、お客さんがぞろぞろ。。(いいな。。この人達は、ダムを越えて、アルペンルートで立山まで行く人達なんだね。。)
とても残念だったが、駐車場からだいぶ離れた所で車を寄せて停めて、折角来たのだから、駅の写真でも撮ろうと、助さんと二人で駅へ歩いた。
駅の写真を撮りながら、トローリーバスの時刻表を見る。
おや? 次に出るバスに乗ると、15分で着く、ダムまでダッシュして、写真をササッと撮って最終のバスに乗れないのだろうか。。。
駅員さんを掴まえて、疑問をぶつける。
駅員さんは私を見ながら、う~~ん、、、行けるかもしれないが、難しいかもしれない。と、言った。
可能性が全く無いと言われなかったのだもの、絶対行ける!っつか、行く!そんで、ちゃんと帰りのバスに乗ってやる!!
諦めモードの助さんに、今から行くべ!と誘う。
軽装だが、車まで戻ってコートを取りに戻る時間はもうないが、行ってしまえ!
トローリーバスの往復チケットを購入しダッシュでホームに行く。
今から登る人は少ない。ホイミを入れて6人しか居なかった。 ガラ空きだ。
一番前の座席に座りトンネル内の写真を撮る。
(かなりの振動にブレまくったが堪忍ね^^;)
トローリーバスは電気で動く。見た目はバスだが、列車扱いだそうだ。
なぜなら、上部から電気を供給されて走るから。だけど、電気自動車には属さない。
う~~む。。分類とは複雑なもんだな。^^;
バスの運転手さん、凄いな、バスの幅とトンネルの幅、そう変わらない。
レールの上を走っているわけではないので、手元操作の能力に長けているに違いない。 トンネルは真っ直ぐではなくカーブもあるのだもの、すげぇ。。。(大したもんだ。)
時間どおりにダム駅へ到着。
すぐにはダムは見られないぞ! ダッシュで通路を走り抜ける。
冷たい空気に触れ、薄着の私たちは一気にぷるぷる。。
でも、弱音を吐いている場合ではない。
観光を終え戻る人々をかき分け走るεε=ε=εε=ε=εε=ε=ε=┏( >_<)┛
来った~~~~~~っ!(←織田裕二風)
ダム湖は緑色だ~!
山から吹き込む風が雪の冷たさ~>< ふぇ~寒い><
まだ、観光客は割と残っていた。(だが、この人達も私たちと同じコースで帰るとは限らない。)
助さんは、超薄着だった。シャツ1枚(富士の氷穴の時もだった)。私は薄いシャツに薄いニットの2枚。
周囲はダウンジャケットやコートに身を包んだ人ばかり^^;
めっちゃ場違いだな。。
(旅の恥は かき捨てだ~~~っ!(((((((o≧▽≦)o
私たち、薄着で一位二位独占!!
助さんは、自身に『助さん強いコ~!』と励ましていた。。
ハイハイ、強いコでつね。。( ̄▽ ̄;) 後で風邪ひくなよ~!
ダムのアーチの上を写真を撮りながら小走りで端まで歩いた。(頑張りました)
ダムは山の陰になっていて、山の上を照らしている太陽が恋しかった。
意外と、最終のバスの時間まで余裕が出来たので、お土産屋さんにも入れたし、
十分に景色とダムを満喫できちゃったょ^^*
おっと、忘れちゃイケナイ。。
ダム建設に携わり殉職された人達の慰霊モニュメント。
帰りのバスは大混雑(ちゃっかり座れたけどね)だったけど、
ダムに行くことが出来たので、大満足でした!
さて、ホテルのチェックインまでまだ余裕なので、どこへ行きましょうか。。
続きはまた後日に。
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今日は小雨な徳島です。
さて、ぷち旅記録の続きを書きますね^^
目指すは大きなアーチ型の黒部ダムです。
黒部ダムは10年前の2000年に放映された織田裕二主演の映画『ホワイトアウト』を見て、ゴッツイとこがあるんだなぁ。。と、(寒いトコ苦手だけど)行ってみたいなぁ~と長年思っていた場所でした。
(ただし、この映画のモデルは黒部ダムではなく、
新潟県と福島県の県境にある奥只見ダムなんですと^^;)
ちなみに、ホワイトアウトとは+++++++
雪や雲などによって視界が白一色となり、方向・高度が識別不能となる現象です。
ホワイトアウトの状態に陥ると、錯覚を起こしてしまい、雪原と雲が一続きに見える。太陽がどこにあるのか判別できなくなり、天地の識別が困難になる。また、太陽光が遮られ、足元の風紋も見えなくなる場合もあり、航空機の場合には墜落の原因ともなり得るのだそうです。
++++++++++++++++++
黒部ダムは、ダムを建設した関西電力にとって社運をかけた一大プロジェクトとして多額の資金が投入され建設されたが、ダムまでの長いトンネルを作る際、断層破砕帯と呼ばれる地層に困難を要したそうだ。
+++ 断層破砕帯について ++++++
断層は岩盤が割れてずれ動くことにより、断層面周辺の岩盤は大きな力で破砕され、岩石の破片の間に隙間の多い状態となっている。
これが断層破砕帯で、砕かれた岩石破片の隙間に大量の水を含み、また地下水の通り道となっている。掘削中のトンネルがこの場所に当たると大量の水が噴出して工事を著しく妨げ、死者を出す大きな事故に繋がる。
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2002年の大晦日、NHK 紅白歌合戦に中島みゆきが初出演しプロジェクトXの主題歌「地上の星」を披露した場所でもあります。
氷点下20度近くまで気温が下がる厳冬の黒部からの生中継で黒四発電所と欅平とを結ぶトンネルの中、ワインレッドのロングドレスに身を包み「地上の星」を熱唱したシーンはまだ記憶に残っているかたもいるはずだね^^
黒部ダムは、2方向から行くことが出来る。
富山県の立山から行くのと、長野県の扇沢から行くルート。
立山から行くルートは、ロープウェイやトローリーバス、ケーブルカーと幾度も乗り換えるアルペンルートを時間をかけて行くコース。(交通費が驚くほどかかる^^;大人往復10490円/人)
ホイミは限られた時間内にダムを見たかったので長野県側からのルートを選んだの。
(トローリーバス約15分だけで、ダムに着く。大人往復2500円/人)
ただ、トローリーバスが何時まで往復しているかが気がかりだった。
大抵の観光名所は夕方5時までに閉館しちゃう。。ただ、GWだし、バスの増便や延長も可能かな?と少し甘い期待もあった。
雪をかぶった山にある扇沢駅へと車を走らせるが、途中、観光バス3台に塞がれて
なかなか思うように進まない><
長野入りしたら、真っ直ぐ来るべきだったか。。と後悔をしながらも、淡い期待を抱いて観光バスの後ろに付いていた。
やっと扇沢駅に着き、駐車場に入ろうとすると、警備員さんに、トローリーバスは(往路)まだ有るけれど、時間的に帰り(復路)のバスに乗れなくなるよ。明日にした方が良い。と言われて愕然。
そっか、、、、ダメなんだ。。。。折角頑張って来たのに。。。明日もまた長い距離を走って来なくちゃならないのか・・・残念(;´д`)シュン
行く手を塞いでいた観光バスから、お客さんがぞろぞろ。。(いいな。。この人達は、ダムを越えて、アルペンルートで立山まで行く人達なんだね。。)
とても残念だったが、駐車場からだいぶ離れた所で車を寄せて停めて、折角来たのだから、駅の写真でも撮ろうと、助さんと二人で駅へ歩いた。
駅の写真を撮りながら、トローリーバスの時刻表を見る。
おや? 次に出るバスに乗ると、15分で着く、ダムまでダッシュして、写真をササッと撮って最終のバスに乗れないのだろうか。。。
駅員さんを掴まえて、疑問をぶつける。
駅員さんは私を見ながら、う~~ん、、、行けるかもしれないが、難しいかもしれない。と、言った。
可能性が全く無いと言われなかったのだもの、絶対行ける!っつか、行く!そんで、ちゃんと帰りのバスに乗ってやる!!
諦めモードの助さんに、今から行くべ!と誘う。
軽装だが、車まで戻ってコートを取りに戻る時間はもうないが、行ってしまえ!
トローリーバスの往復チケットを購入しダッシュでホームに行く。
今から登る人は少ない。ホイミを入れて6人しか居なかった。 ガラ空きだ。
一番前の座席に座りトンネル内の写真を撮る。
(かなりの振動にブレまくったが堪忍ね^^;)
トローリーバスは電気で動く。見た目はバスだが、列車扱いだそうだ。
なぜなら、上部から電気を供給されて走るから。だけど、電気自動車には属さない。
う~~む。。分類とは複雑なもんだな。^^;
バスの運転手さん、凄いな、バスの幅とトンネルの幅、そう変わらない。
レールの上を走っているわけではないので、手元操作の能力に長けているに違いない。 トンネルは真っ直ぐではなくカーブもあるのだもの、すげぇ。。。(大したもんだ。)
時間どおりにダム駅へ到着。
すぐにはダムは見られないぞ! ダッシュで通路を走り抜ける。
冷たい空気に触れ、薄着の私たちは一気にぷるぷる。。
でも、弱音を吐いている場合ではない。
観光を終え戻る人々をかき分け走るεε=ε=εε=ε=εε=ε=ε=┏( >_<)┛
来った~~~~~~っ!(←織田裕二風)
ダム湖は緑色だ~!
山から吹き込む風が雪の冷たさ~>< ふぇ~寒い><
まだ、観光客は割と残っていた。(だが、この人達も私たちと同じコースで帰るとは限らない。)
助さんは、超薄着だった。シャツ1枚(富士の氷穴の時もだった)。私は薄いシャツに薄いニットの2枚。
周囲はダウンジャケットやコートに身を包んだ人ばかり^^;
めっちゃ場違いだな。。
(旅の恥は かき捨てだ~~~っ!(((((((o≧▽≦)o
私たち、薄着で一位二位独占!!
助さんは、自身に『助さん強いコ~!』と励ましていた。。
ハイハイ、強いコでつね。。( ̄▽ ̄;) 後で風邪ひくなよ~!
ダムのアーチの上を写真を撮りながら小走りで端まで歩いた。(頑張りました)
ダムは山の陰になっていて、山の上を照らしている太陽が恋しかった。
意外と、最終のバスの時間まで余裕が出来たので、お土産屋さんにも入れたし、
十分に景色とダムを満喫できちゃったょ^^*
おっと、忘れちゃイケナイ。。
ダム建設に携わり殉職された人達の慰霊モニュメント。
帰りのバスは大混雑(ちゃっかり座れたけどね)だったけど、
ダムに行くことが出来たので、大満足でした!
さて、ホテルのチェックインまでまだ余裕なので、どこへ行きましょうか。。
続きはまた後日に。
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