ミンミンゼミ初鳴き日、そしてコナラのこと

この数日は猛暑続く衣笠山。

人間の体温より高くなるという予報が連日のように出ています。

今朝はさらに夏力アップ。あの煩いミンミンゼミがとうとう鳴き始めました。

 

異常なのは気温だけではなく、今年は季節を先取りしているかのような植物や虫達の出現。

さらに今夏は樹液を出しているコナラがとても多い。

 

あちらの木もこちらの木もという感じで、いっぺんにこのように多くの樹木が樹液を出す現象は今まで見たことが無いかもしれません。

 

コナラが多いエリア辺りは甘酸っぱいようなカブトムシ飼育箱のような匂いが漂っています。

 

一本の幹のあちらこちらから浸み出ている樹液

 

樹液は幹に傷がつくと出てくるのだそう。

昆虫によるものや嵐等による外傷、中には人為的な理由もあるようです。

衣笠山の場合、木の上部からも浸み出ていることや根元に木屑の粉状の物が堆積していること、浸み出ている樹木の数が多いことから、昨年に引き続きのキクイムシの影響も否定できないのかもしれません。

一方、樹液は自らを修復する作用もあるのだそう。

修復出来るといいな．．．。

 

樹液がたくさん出ているので、今年はカブトムシやクワガタを見る機会も増えています。（カラスに食べられた残骸もまた多いですが）

 

また、甘い樹液を狙うのは昆虫ばかりではない事を今朝知りました。

 

すぅちゃん！！！

樹液舐めるのヤメ～

 

しかもかなりお気に召したようで、引き離すのが大変だったという．．．