この日、先日亡くなったライラちゃんの葬儀が行われました。


とても綺麗なお顔

亡くなった日は、私も急きょライラちゃんに会いに行きました。

とても穏やかな表情
ライラちゃんは口の中に出来たメラノーマが4回に及ぶ手術の甲斐なく肺に転移。治療を続けていたものの、節分の日にその生涯を閉じました。
一頭残されたリリーちゃんは、長い時間、静かに外を眺め寂しそう。

クローゼットにつるされたたくさんの犬服は、まるで本当の子供達の為の物のようです。

ひとつ空席の出来たお昼寝用ベッド。

リビングとサンルームに設置されたフタリ用ベッドもその広さが寂しげです。

亡くなる前日に唯一撮れたというフタリのショット。それまでは寄り添って寝るということはなかったのだそう。
寄り添うリリーちゃん

ライラちゃんの寿命を知っていたのかな

ライラちゃんの寿命を知っていたのかな
翌日、サンルームは「お別れの間」となっていました。

固く、冷たくなったライラちゃんが気になるりりーちゃん。

落ち着かない様子で遺体の側を行ったり来たり
葬儀が済んだあと、ライラちゃんは遺骨となってりりまむ家に戻ってきました。

先住犬だったレモンちゃんの隣に
生前愛用していたカラーやネックチェーンで装飾された骨壷。

家族が揃うダイニングの一角には遺骨を置く祭壇があり、メモリアルコーナーとなっています。

部屋の中は一面、家族として迎えられた犬達の写真で埋め尽くされていました。
多摩湖畔の「ごはん茶わん・はづき」さんが縁で作成頂いた羊毛フェルトビーグル達もこの場所に。

一番上にライラちゃん
リリーちゃんはこの日、笑顔を取り戻していました。

そしてお父さんとも少しの時間、犬達に関するお話を伺うことができました。

このように、犬パネルや犬写真ばかりか犬グッズに囲まれた中での食事を強いられているお父さん。(笑)
お父さんは「1/fゆらぎカーテン」や「収穫システム“ダディ2号”」をりりまむ家で企画・設計・設置した創意工夫家であり、りりまむ家の愛犬・保護犬関連においても影の大物スポンサーだと思われます。
しかし遡ること数年前、りりまむさんが保護犬達をつれてくるまでは犬とは無縁の人生。最初は戸惑うことも多かったそうですが、今では、人間の伴侶として暮らす犬無しの日々は考えられないのだそう。
今頃ライラちゃんは虹の橋を渡り終え、先住犬レモンちゃんと再会。家族として一緒に過ごした日々を感謝していることでしょう。
愛犬を失ったときに誰しもに訪れる深い悲しみと、大切な命を偲ぶ思い。
いつか....
いつか悲しみが癒えたとき、その愛が一頭でも多くの犬猫達のレスキューに繋がることを願って...。