土曜日は「山科」で犬散歩 2012年12月29日 新入りアミちゃん

休日出勤に始まり、プライベートでなかなか行かれなかった12月の山科犬散歩ボラ。

その間、りりまむさんとお友達、そして他のボランティアさん達がせっせと参加下さり、猫の爪切りやシャンプーなどで何度かいらして下さっているkeroroさんも県外から再び来て下さるなど、山科の伴侶動物達へボランティア活動に参加下さることを心より感謝いたします。


さて、久しぶりのワンズの反応は．．．

少しヘンなブンちゃん。


どうしたのかな？？？


「ヒサシブリダナ．．．」

ブンちゃんはいつもの勢いが無いというか、やっぱり何か変な気がします。


むっちゃんは先日、少し吐き戻しがあったそうで検査を受けています。結果が出るまでお散歩はお預け。ドッグランでおトイレだけ済ませることになりました。


けだるそうなむっちゃん

当の本犬もお散歩に行く気がない様子で、いつものようにドア付近に移動しようとしません。ダイちゃんは入居者の室内履きを咥えて、どこかへ消えようとしています。

ぷーにゃんは私を見ると、いつものように吠えながら走ってきました。


「さんぽじゃ、さんぽじゃー」

壁を伝って歩きたがる忍者ぷーにゃん、お部屋の中では真ん中を走るのね。


さて、お散歩に出発。団子状態で正面玄関を出るオサンニン。



山科では犬達も正面玄関を使うことができます。人間の伴侶だものね、当然か。


ここでようやく画像が撮れたハンサムボーイ

クールにキメるダイキ

この日は少し足を延ばして、三浦縦貫道の高架下まで行きました。



この3頭のお散歩はマーキングトリオのため、恐ろしく時間がかかります。(笑)


夕陽に輝くオトコドモ

ブンプクとダイキ

遠くを見つめるブン

やっぱり何かヘン．．．．


ホームに戻ると、正面玄関で会った職員さん達に尾を振り喜びを表していました。


職員さん達も笑顔



ところでこの日は、26日に山科へやってきたばかりの新入りワンコに会いました。

名前は「アミちゃん」


アミちゃんはご覧の通りのダルメシアン。１０１匹わんちゃんのモデルとなった犬種。ご主人の入居に伴い、一緒にやってきたのだそう。

今までの暮らしは自宅二階で生活をしており、散歩に出たことが無いのだそう。そのためか、足を洗ったこともないのだそうで、足を触られることを嫌がります。少しのことでも驚き、かなり憶病にも見えました。

だけどここに来て今日で三日目。すでに職員さん達には慣れてきているようです。



そこでさっそく「アミちゃん」を散歩に連れ出してみました。


エレベーター内で自分が写っている鏡にびっくり中




外にはスムーズに出ることができますが、引きは強い。



引きが強いときにリードを二度ほどグィっと引いて「ダメ」と声掛けすると、一瞬止まります。その後再び引きが強くなるため、何度か合図を繰り返しました。



初めての外での散歩は刺激が強いのか、震えながら草むらの匂いを執ように嗅ぎ、右へ左へ好き勝手に移動していきました。








そのためリードを短く持ち、あちこち行かないよう、私の左横で付いて歩けるよう声掛けしながらの散歩となりました。



急に飛び出すことのないよう、信号待ち中は必ずオスワリをさせます。

オスワリコマンドを知らないため、リードを頭の上に、腰に手を添え「オスワリ」と声がけしながら座る体勢を誘導します。一緒に私も横にかがみました。

散歩コースは、人や犬があまり来ない三浦縦貫道高架下からホタルの里近くまで行ってみました。途中、私が走ると同じ速度で横を走り、とても楽しそう。

いつのまにか、未知であった散歩の楽しさを知ったかのような表情でした。


アミちゃん、散歩は楽しいのよ。


帰宅するとご主人が見当たらないため少し不安げ。だけど入居者の老人達が声掛けをしてくれます。このようなシーンを見ると微笑ましく、私も幸福感を覚えます。



アミちゃんは通常、入居者のご主人と一緒にフリーで居室で寛ぎます。そして共通のスペースであるリビングでは、まだ環境に慣れないため、リードに繋がれています。アミちゃんと職員が互いに様子見。(笑)

でも大丈夫。まもなくもっと寛げるようになることでしょう。


そういえば、犬担当職員さんの話によると、アミちゃんが来てからというもの、ブンちゃんとダイちゃんがなぜかおとなしくなったらしい。何か変だったのは、もしかして恋患いというものなのかしら？？？

犬が増えると犬社会の上下関係にも変化が出るため、観察するのも楽しいもの。今のところは皆友好的。犬同士でも観察しあっているのでしょうね。

アミちゃんが山科伴侶動物メンバーとなり、楽しみがまた増えました。