忌野清志郎が亡くなった。
テレビのニュースを見ていたら、ふいに涙が溢れて来た。
なぜだろう?
彼のファンではなかったはずだ。
知っている曲だって、ほんの数曲だけなのに。
それでも、私の中の何かが失われた感覚があった。
彼の歌声が、耳に焼き付いて離れない。
彼のライブは一度だけ。
もう20年以上も前に武道館で行われた複数のバンドが参加するライブに、
清志郎はチャーと一緒に登場した。
初めて見る清志郎はカッコ良かった。
こっそりバッグに忍ばせていたウォークマンで録音したライブテープを
何度も繰り返して聞いた記憶がある。
でも、それ以上のことはなかった。
なぜだろう?
当時20歳前の私にとって、
清志郎は果てしなく遠い存在だったのかもしれない。
そのライブのお目当ては、まだそれほどメジャーでないBOOWYだったから、
もう少し身近なバンドを求めていたのかも。
それから20数年。
清志郎はテレビに登場するたびに、柔らかいイメージになって現れた。
自然体でいることの強さと、滲み出てくる優しさ、
イイ感じに年を重ね、
イイ感じに成熟していくロッカーの生き方がすごくカッコ良かった。
私は彼の事を何も知らない。
知らないのに、なぜか惹かれる自分がいる。
彼の死を悲しく思う自分がいる。
私は、何を失ったのだろう?
テレビのニュースを見ていたら、ふいに涙が溢れて来た。
なぜだろう?
彼のファンではなかったはずだ。
知っている曲だって、ほんの数曲だけなのに。
それでも、私の中の何かが失われた感覚があった。
彼の歌声が、耳に焼き付いて離れない。
彼のライブは一度だけ。
もう20年以上も前に武道館で行われた複数のバンドが参加するライブに、
清志郎はチャーと一緒に登場した。
初めて見る清志郎はカッコ良かった。
こっそりバッグに忍ばせていたウォークマンで録音したライブテープを
何度も繰り返して聞いた記憶がある。
でも、それ以上のことはなかった。
なぜだろう?
当時20歳前の私にとって、
清志郎は果てしなく遠い存在だったのかもしれない。
そのライブのお目当ては、まだそれほどメジャーでないBOOWYだったから、
もう少し身近なバンドを求めていたのかも。
それから20数年。
清志郎はテレビに登場するたびに、柔らかいイメージになって現れた。
自然体でいることの強さと、滲み出てくる優しさ、
イイ感じに年を重ね、
イイ感じに成熟していくロッカーの生き方がすごくカッコ良かった。
私は彼の事を何も知らない。
知らないのに、なぜか惹かれる自分がいる。
彼の死を悲しく思う自分がいる。
私は、何を失ったのだろう?