思い出その1

間も無く福岡では牡蠣が解禁になる。

この時期になると彼はいつも

「そろそろ◯◯ちゃんの、大好きな牡蠣の時期がやってくるで～今年も牡蠣小屋行こな～◯◯◯ちゃん牡蠣大好きやもんな～」


こんな会話から私達の冬は始まります。

ひと冬に2回は行きたいな～と私が言えば、「行こな～」と満面の笑みで言うのです。


牡蠣を開けるナイフも2人分買いました。
それを持って毎年行ってた。

それがある年に、そのナイフがない。

「どないしたん？どこいったん？」ときけども「知らん…」と彼。


そんなわけないやろ～！


お前、ちゃう女と行ったやろ～！
ほんでその女が持って帰ったんやろ～！
1年に一回しか使わんナイフがなくなるわけないやんけ！
今から思えばメッチャ嘘つかれてるやん！
深く何も思わなかったんよね…私。。。


…と、こんな思い出 笑）