みんなしてなんじょにがするべ!

今なすべきは意見を持ち発言すること。どうも心配な雲行きのこの国、言うべきことを静かにしっかりと言い続けたい。。

「兵の命は鴻毛より軽い」と言われたが

2014年12月29日 | 憲法守るべし
憲法違反の「集団的自衛権行使」を閣議決定で容認したのが7月1日。
海外に派遣する自衛隊が活動できるのは「非戦闘地域だけ」、そこでは「武力行使はできない」と憲法違反を“ぎりぎりの限界で免れる工夫”をして特措法を通してきた“保守の良心”さえかなぐり捨てて、安倍政権は憲法に違反しないと言い張って、国民の過半数を大幅に超える反対を平然と踏みつけて閣議決定した。
「国民の信を問うのが民主主義」と得意げに語って衆院を解散した安倍首相だが、あのときは一言もこんなことは言わなかった。安倍も橋下も都合よく民主主義を口にする政治家だ。


安倍政権は、わき目も振らずにどこまでもどこまでも「この道」を暴走したいらしい。閣議決定で「後方支援のため」「非戦闘地域だけ」「武力行使せず」などの制限を取り払ったが、今度は、「特措法で海外派遣を決める」手続さえ取り払い、いつでも思い通りに世界中に自衛隊を派兵できるようにすることを検討しているという。アメリカが求めれば、アメリカが戦う地球の反対側でも、自衛隊が出かけていきアメリカと一緒に戦争する、そんな仕組みを公明党も一緒に考え始めているという。
新聞報道によれば、例によって公明党は「歯止め」が必要と言っているらしいが、7月の閣議決定のときを思い出せば、公明党の「平和主義」が“毒をうすめて”どれだけ自民党を助けたことか。

これでまた自衛隊員の命が軽くなる。