昨日、自民党の勉強会での発言の詳しい記事が新聞に載った。今日も、新聞、テレビが引き続き大きく取り上げている。日本の民主主義にとって、また国際的な日本評価にかかわる大変な出来事だからしっかり検証して伝えてほしい。
昨日の朝日新聞の記事では、百田氏は「反日とか売国とか、日本をおとしめる目的で書いているとしか思えない記事が多い」「新聞よりテレビだ」「沖縄の二つの新聞社は絶対つぶさないとあかん」「騒音がうるさいのは分かるが、そこ(普天間基地の周り)を選んで住んだのは誰やと言いたくなる」「米兵が犯したレイプ犯罪よりも、沖縄県全体で沖縄人自身が起こしたレイプ犯罪に方がはるかに率が高い」と発言した。朝日新聞は、発言について本人らに確認したうえで報道したと断り書きを添えている。
発言について百田氏は、「講演で言ったのではなく、講演後の出席議員との雑談のなかでポロッと出た軽口だった。冗談のつもりで、本意ではない」と朝日新聞の取材に応えて話したとも記している。
今日の朝日新聞は、百田氏が、「議員が『マスコミを懲らしめるには広告料収入がなくなるのが一番』と言った時、僕はその場で『それやったらダメです』とはっきり言いました」とツイートしたと報じている。この人らしい言い訳、言い逃れをまた試みていると呆れかえる。
言論弾圧はダメと言うのが自分の信念と言うつもりだろうが、自分らと反対の意見と思えば「反日、売国」とののしり、事実に反することも平気で語って攻撃し、おとしめることで相手を黙らせようとする手法は、「貴様、それでも日本人か!」と威嚇して国民を黙らせ、間違った政治を進めた軍国主義者と同じではないか。
批判が強まれば、あれは冗談・ギャグだと言う。冗談にも語っていいものといけないものがあることは、常識ではないだろうか。ましてや、非公開とはいえ、政権党の勉強会での発言であれば冗談で済まされないと知るべきだ。しかも、言い訳した後にすぐ続けて「本当につぶれてほしいと思っているのは、朝日新聞と毎日新聞と東京新聞です・・僕なりのギャグです」と。これが自民党がいうところの文化人というのだから全く呆れる。
自民党は、木原議員ら関係者を処分して終わりにしようとしているがとんでもない。
第一に、安倍総裁・総理の国会での答弁、「私的な勉強会で自由闊達な議論がある。言論の自由は民主主義の根幹をなすものだ」と語って、木原議員らをかばったことには全く触れずに過ごそうとしていること。
第二は、谷垣幹事長は、勉強会を「言論の自由を軽視」と批判したが、自民党の度重なる報道への介入が自民党の非民主主義の“文化的風土”をつくっていることへの反省がまったくないこと。
メディアも国会も絶対にこれで終わりにすることなく、更なる追及を続けていただきたい。
昨日の朝日新聞の記事では、百田氏は「反日とか売国とか、日本をおとしめる目的で書いているとしか思えない記事が多い」「新聞よりテレビだ」「沖縄の二つの新聞社は絶対つぶさないとあかん」「騒音がうるさいのは分かるが、そこ(普天間基地の周り)を選んで住んだのは誰やと言いたくなる」「米兵が犯したレイプ犯罪よりも、沖縄県全体で沖縄人自身が起こしたレイプ犯罪に方がはるかに率が高い」と発言した。朝日新聞は、発言について本人らに確認したうえで報道したと断り書きを添えている。
発言について百田氏は、「講演で言ったのではなく、講演後の出席議員との雑談のなかでポロッと出た軽口だった。冗談のつもりで、本意ではない」と朝日新聞の取材に応えて話したとも記している。
今日の朝日新聞は、百田氏が、「議員が『マスコミを懲らしめるには広告料収入がなくなるのが一番』と言った時、僕はその場で『それやったらダメです』とはっきり言いました」とツイートしたと報じている。この人らしい言い訳、言い逃れをまた試みていると呆れかえる。
言論弾圧はダメと言うのが自分の信念と言うつもりだろうが、自分らと反対の意見と思えば「反日、売国」とののしり、事実に反することも平気で語って攻撃し、おとしめることで相手を黙らせようとする手法は、「貴様、それでも日本人か!」と威嚇して国民を黙らせ、間違った政治を進めた軍国主義者と同じではないか。
批判が強まれば、あれは冗談・ギャグだと言う。冗談にも語っていいものといけないものがあることは、常識ではないだろうか。ましてや、非公開とはいえ、政権党の勉強会での発言であれば冗談で済まされないと知るべきだ。しかも、言い訳した後にすぐ続けて「本当につぶれてほしいと思っているのは、朝日新聞と毎日新聞と東京新聞です・・僕なりのギャグです」と。これが自民党がいうところの文化人というのだから全く呆れる。
自民党は、木原議員ら関係者を処分して終わりにしようとしているがとんでもない。
第一に、安倍総裁・総理の国会での答弁、「私的な勉強会で自由闊達な議論がある。言論の自由は民主主義の根幹をなすものだ」と語って、木原議員らをかばったことには全く触れずに過ごそうとしていること。
第二は、谷垣幹事長は、勉強会を「言論の自由を軽視」と批判したが、自民党の度重なる報道への介入が自民党の非民主主義の“文化的風土”をつくっていることへの反省がまったくないこと。
メディアも国会も絶対にこれで終わりにすることなく、更なる追及を続けていただきたい。