みんなしてなんじょにがするべ!

今なすべきは意見を持ち発言すること。どうも心配な雲行きのこの国、言うべきことを静かにしっかりと言い続けたい。。

ひなこ議員は何も言うことがないのか

2019年04月12日 | 憲法守るべし
再び、みたびの失言で櫻井五輪相が更迭された。これだけ繰り返したら失言というより、この人物のものの考え方そのものが表れたものだ。この人物を大臣に任命し、ここまでかばい続けた安倍首相の責任は大である。
失言大臣をよんで資金集めパーティを開いたのが、岩手1区で落選・比例で復活当選した高橋ひなこ衆院議員。被災地から出ていながら「復興より大事なのは高橋議員」などと持ち上げられて、テレビではこのとき会場からは拍手もきこえたが、いまだに被災者や県民に一言もないのはなんということか。ひなこ議員も安倍首相と同じで桜田大臣が辞任したから終わりと思っているのか。

「忖度発言」 首相が忖度させたことが明らかに

2019年04月05日 | 憲法守るべし
塚田国土交通副大臣が「忖度」発言がもとで辞任した。「説明責任を果たしたうえで職責を全うしたい」と副大臣の席にしがみつこうとしたが、ついに辞表提出に追い込まれた。当たり前だ。
一方任命した安倍首相は、今度も副大臣を擁護する無責任な答弁を繰り返しただけでなく、昨日の参院決算委員会ではまたまたウソの答弁できりぬけようとしたが、つじつまが合わない答弁でこちらも追い込まれた。朝日新聞(5日)の「焦点採録」によれば、次のような質疑が行われていた。

立憲・小川敏夫議員 下関北九州道路についてどう取り組んできたか。
首相: 国会議員としてそういう(道路建設の実現)可能性を追求していきたいと申し上げたことはあった。首相として要望することはない。陳情はうかがったことはある。
小川議員: 道路を建設したいとの考えは。
首相: 首相として建設したいかは、プレッシャーをかけていると誤解を生むので申し上げない。
 
その後の共産・仁比聡平議員との質疑がおもしろい。
仁比議員: 2016年3月31日付の国土交通大臣あて、下関北九州道路の早期実現に向けての要望書の筆頭に安倍首相の名がある。首相なのに国土交通相に要望するのは異様だ。忖度させたのか。
首相: 要望書は今拝見するまで知らなかった。首相として陳情する立場にない。

小川議員に対してはその場限りのごまかし答弁、仁比議員に対しては事実を突き付けられた時の決まり文句「知らなかった」答弁。
小川、仁比両議院の質疑をつなぎ合わせれば、首相がプレッシャーをかけて「忖度させた」ことは明らかである。副大臣の辞任で事を終わらせてはならない。

テレビさん、はしゃぐのもほどほどにしたら

2019年04月01日 | 憲法守るべし
この2,3日テレビは「新元号発表」まで何日だ、何時間だと大騒ぎしている。しかも、それが「新時代の始まり」というのだからあきれる。
たしかに「平成」という時代が終わり新元号の時代になるから、新時代のはじまりといえなくもないが、これだけ大はしゃぎするほどの「新時代」ではあるまい。今の時代、天皇がかわったから社会が、政治が、国民の生活が変わるものではない。テレビだってそれを承知のはずだが、それでも「新時代到来」を喧伝するのにはそれなりのわけがあるのだろう。
横暴なアベ政治が続くならば平成30年も新元号1年も国民には変わりがない。天皇代替わりの大騒ぎが、知らぬ間に政治を隠す目くらましとなって続くとしたら、大騒ぎするテレビのたわいもない話が、実はほんとうの怖い話になりかねない。
伝えられるところの新元号の候補は、「安」の字が付いたのが上位にある。そこまで忖度するか!とひねくれてみたくなる。