みんなしてなんじょにがするべ!

今なすべきは意見を持ち発言すること。どうも心配な雲行きのこの国、言うべきことを静かにしっかりと言い続けたい。。

エールを送ったけれど

2018年06月09日 | 憲法守るべし
進次郎議員が国民の“普通の感じ方、感情”を粗末にしないところが良いと思ったのだが、しかしよく考えると彼がどんな政治をめざしているのかはあまりよくわからない。
自民党の筆頭副幹事長だから、やはりアベ9条改憲を支持しているのだろうし、カジノも推進する立場だろう。辺野古基地建設も進める立場だろう。沖縄の基地推進市長候補の応援に何度も駆けつけたようだから。
それとも、安部・二階に“勝手なこと”ができないようにと副幹事長に据えられて、客寄せパンダ役をやらされているだけなのだろうか。どうもよくわからない。

故野中氏は、自民党の中枢にいた政治家だったが、憲法の平和主義を擁護し続けた。小泉元首相の政治は、新自由主義を実行した褒められたものではなかったが、いまは原発廃止を頑張っている。つまり自民党議員であってもまともな考え方で行動した(している)人物は少なからずいる。
進次郎議員には、自民党のなかにいるけれども「俺はこうだ」と一本貫くものをはっきりと見せてほしいと、アベ政治があまりにひどいゆえこんな期待をしたくなる。

進次郎議員にエールを送る

2018年06月07日 | 憲法守るべし
6月7日夕方、「安倍内閣は早くやめて!緊急デモ」があった。「みんなで選挙♪市民勝手連合いわて」が主催したもので、1週間ほど前に呼びかけられたデモだが、市民が三々五々プラカードなどをもって集まってきた。参加者は60人か70人くらいだろうか、あまり多くはなかったが元気よくコールしながら市街地を行進した。“正直に話して責任とって”“安倍首相は早くやめて”などのコールを聞く歩道の人々の表情が柔らかい。これまでになく受け入れられたのかな。

自民党の小泉進次郎筆頭副幹事長が、党の会合で、愛媛県文書に書かれていた加計理事長と首相の面会を学園が「なかった」と否定していることを、「どう考えても『愛媛県にウソをついた』というのはおかしい。(参院に)特別委員会を立ち上げてほしい」と求めた。(6月7日、「朝日新聞」)
記事は「世論の人気を背に党内に一定の影響をもつ小泉氏の提案は実現するのか。特別委の設置を求められた参院幹部は「あり得ない」と、今のところ距離を置いている。」と続けて書いている。
「どう考えてもおかしい」は多くの国民の気持ちであり、進次郎氏といっしょだ。これまでにも、自民党の大勢に〝異を唱える〟進次郎氏の発言が伝えられたことがある。自民党のなかにいる人の発言ではあるが、感心させられたものも多い。大政翼賛会に堕落した自民党のなかで、国民の感情を受けとめて発言する小泉進次郎氏に本来の自民党が残っているのかもしれない。頑張ってもらいたい。

自民党と公明党は証人喚問に反対するな

2018年06月06日 | 憲法守るべし
自民党総務会で財務省調査に異論が相次ぎ、党として検証することを決めたという。竹下総務会長は財務省調査が「誰がどう指示して、動機はなんだったのか、ストンと落ちなかった」と述べた。
国民の反発と批判が自民党に向かうのを恐れて“不満”を語ってみたのだろうが、それはそれとして、これで幕引きにできるような調査報告になっていないと自民党も認めたということだ。
新聞に書かれている「調査報告書(要旨)」を見ると、文書の廃棄や改ざんに着手された経緯が書かれている。
「理財局長は『応接録の取り扱いは文書管理のルールに従って適切に行われる』という考えだったことから、総務課長は『政治家関係者との応接録を廃棄するよう指示されたと受け止め』、その旨を国有財産管理室長、管財部長に伝えた」。
「理財局長は『そうした記載のある文書を外に出すべきではなく、最低限の記載とすべきだ』と反応した。・・・総務課長と国有財産管理室長は『文書の公表を求められる場合に備え、記載を直す必要がある』と認識した。」
廃棄、改ざんの実行者は、指示されたのではないが「(指示されたと)受け止めて」前代未聞の〝犯罪〟に着手したことが分かったと、こんな調査報告には、国民誰もが「ストンと落ちない」だろう。「佐川氏を国会によんでしっかり話を聞くべきだ」となるのが普通の感覚だ。
自民党が、本気で「検証」するつもりならば、野党がそろって求めている佐川氏や昭恵夫人などの証人喚問を拒む理由はないはずだ。






自民党・公明党を厳しく批判する

2018年06月05日 | 憲法守るべし
これほどのでたらめを繰り返していながら安倍内閣が倒れないのは、自民党や公明党への批判がそれほど大きくなっていないからだろう。
安倍首相や麻生副総理・財務相があまりにもひどすぎるから、どうしても二人に批判が集中するのは当然だ。しかし、二階自民党幹事長もそのひどさでは負けていない。麻生財務相が続投を表明したことについて「特にコメントする必要はない」と語り、また、山口公明党代表も「自らその責任を示したので一定の評価をする」と述べて、両者ともにこれでひとまず終わり、「幕引き」する態度だ。この二つの党のこうした態度が倒れる寸前の安倍内閣を支えている。
テレビや新聞が伝える街頭の声でも調査結果に「納得できない」が多数のようだが、その気持ちが官僚批判、安倍・麻生批判にとどまらずに、自民党・公明党にまで批判が及べば、このでたらめなアベ政治は終わる。自民党・公明党に批判と抗議の声が向かったら政治は変わる。



安部も麻生も もう辞めてくれ

2018年06月04日 | 憲法守るべし
安倍首相はこの期に及んでまだ麻生財務相を続投させると言っている。
決裁文書改ざんの経緯調査結果について記者から「改ざんの理由は?」と問われて、「それが分かれば苦労はない」と答えた麻生大臣に、「再発防止策をたてるその先頭に立って責任を果たしてほしい」と期待することなどできるはずがない。
安倍首相も、記者から「政治の責任はどこにあるのか」と問われて、「二度と起きないようにしっかり対策をとっていくことだ」と全く的外れのことを言ってその場から立ち去った。しっかり対策を立てるのは当たり前のこと。国民は、前代未聞のことを引き起こしたことへの責任を問うているのだ。国会でも、記者会見でも聞かれたことにまともに答えることができない首相にはもうやめてもらいたい。