南野教授は安倍9条加憲によって9条はあって無きがごとしとなる「効果」を指摘した後次のように続けている。
もちろんそのような効果を国民が望むのであればそのような改憲を行えばよい。そのような効果を望まないにもかかわらず、現状と何も変わらないという「甘言」にだまされて改憲を支持してしまうことが問題なのである。
書かれていないが存在することと、存在しているものを書くことには実に大きな差があるのであって、その影響は長期的には甚大である。
日本人の傾向として、「なんとなく」賛成とか反対と決めることは多いと思う。大変重要だと思われることにもかかわらず突き詰めて考えることを避けて、分からないとすることも多いような気がする。これはメディアの世論調査(質問と応答)を見ての感じであるが、安倍首相が「何も変わらない」とわざわざ強調するのは、国民のこの傾向をとらえてのことではなかろうか。真正面から国民に(自民党改憲案のとおり)9条改憲を訴えるのではなく、加憲というずるがしこいやりかたをとった本心は、遠回りしても一度改憲に成功すれば・・ということだろう。
「『甘言』にだまされて改憲を支持してしまう」人をどれだけ少なくできるか、まずは「3000万署名」に一生懸命取り組もうと思う。
もちろんそのような効果を国民が望むのであればそのような改憲を行えばよい。そのような効果を望まないにもかかわらず、現状と何も変わらないという「甘言」にだまされて改憲を支持してしまうことが問題なのである。
書かれていないが存在することと、存在しているものを書くことには実に大きな差があるのであって、その影響は長期的には甚大である。
日本人の傾向として、「なんとなく」賛成とか反対と決めることは多いと思う。大変重要だと思われることにもかかわらず突き詰めて考えることを避けて、分からないとすることも多いような気がする。これはメディアの世論調査(質問と応答)を見ての感じであるが、安倍首相が「何も変わらない」とわざわざ強調するのは、国民のこの傾向をとらえてのことではなかろうか。真正面から国民に(自民党改憲案のとおり)9条改憲を訴えるのではなく、加憲というずるがしこいやりかたをとった本心は、遠回りしても一度改憲に成功すれば・・ということだろう。
「『甘言』にだまされて改憲を支持してしまう」人をどれだけ少なくできるか、まずは「3000万署名」に一生懸命取り組もうと思う。