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6月26日(日)アジサイ

2011-06-26 19:31:14 | ★③(は)お父さんの閑話365日(転載)
6月26日(日)アジサイ

梅雨入りしたばかりだと言うのに、暗い空、降ったり止んだりの天気にうんざりしている。おまけに仙台では33℃に迫る真夏日があったかと思うと一転して20℃そこそこの気温になったり、めまぐるしい気温の変化にからだがついて行けなくて、衣類の調節でどうやら凌いでいるものの、体調管理がたいへんである。

そんなじめじめ天気を喜ぶかのようにアジサイが咲き誇っている。さして広くもない庭に八種類のアジサイがある。もともとは野生のガクアジサイと、半球形にこんもりと咲くありふれたものと二種類しかなかった。それがいつの間にか頂戴した鉢植えを移植したりして種類が増え、今や大株になったものもある。

アジサイは花の色が次第に変化するところが面白い。武家が幅を利かした江戸時代には色の変化を変節と見て嫌う向きもあったそうだが、今ではヨーロッパで改良されたものがセイヨウアジサイ(ハイドランジア)として逆輸入され、日本の在来種ともども愛でられている。

わが家にあるアジサイで変り種はカシワバアジサイである。葉の形がカシワの葉に似ているからそう名づけられたのだと思うが、花の形も一風変わっている。花全体が円錐形で付け根の方から頂点に向かって開花してゆく。先端まで咲き切るころには重みで花房全体が垂れ下がる。色は最初薄緑であるが次第に純白になる。

アジサイはコンパクトな鉢植えで楽しむのもいいが、地植えして伸び伸びと育てるのが本来の姿だろう。そうは言ってもあまり大きくなられても困るから、花が終わったら毎年切り詰めているが、再生力が旺盛な植物でいささか持て余し気味である。