6月15日(水)サツキ
サツキが花盛りである。ほとんどの家庭で庭木や鉢植えで楽しまれている身近な花木だ。一足先に咲くツツジと同じ仲間で、記録されている品種名は千五百を超えるといわれる。
サツキが園芸化されたのは江戸時代初期らしい。それまでは同類のツツジが好まれていたが、花の大きさ、形、色合いの変化に富むサツキが次第に勢力を伸ばし、盆栽に仕立てやすいこともあって愛好者が爆発的に増えた。
わが家には路地植えの4種類しかないけれども、毎年花が終わったら切り詰めていても次第に株が大きくなって困っている。何百もの鉢植えを棚に並べて世話している人を知っているが、とてもあの真似はできない。
サツキの品種は、それが作り出された年代によって区分されている。江戸時代が古花、1890~1915年ころが旧花、1915~50年ころが中新花、1950~60年ころを新花、それ以降を最新花と呼ぶそうである。どうやって特定の品種が作り出された年代を判定するのか分からないけれども、この世界にのめり込めばそれなりの知識は身につくものらしい。
花の大きさは直径5cmに満たないものから10cmを越すものまであり、花色や絞りの模様などでいろいろな名前がつけられている。小生には複雑でとても覚えられないが、「ああ、美しいな」と眺めるだけで満足している。
サツキが花盛りである。ほとんどの家庭で庭木や鉢植えで楽しまれている身近な花木だ。一足先に咲くツツジと同じ仲間で、記録されている品種名は千五百を超えるといわれる。
サツキが園芸化されたのは江戸時代初期らしい。それまでは同類のツツジが好まれていたが、花の大きさ、形、色合いの変化に富むサツキが次第に勢力を伸ばし、盆栽に仕立てやすいこともあって愛好者が爆発的に増えた。
わが家には路地植えの4種類しかないけれども、毎年花が終わったら切り詰めていても次第に株が大きくなって困っている。何百もの鉢植えを棚に並べて世話している人を知っているが、とてもあの真似はできない。
サツキの品種は、それが作り出された年代によって区分されている。江戸時代が古花、1890~1915年ころが旧花、1915~50年ころが中新花、1950~60年ころを新花、それ以降を最新花と呼ぶそうである。どうやって特定の品種が作り出された年代を判定するのか分からないけれども、この世界にのめり込めばそれなりの知識は身につくものらしい。
花の大きさは直径5cmに満たないものから10cmを越すものまであり、花色や絞りの模様などでいろいろな名前がつけられている。小生には複雑でとても覚えられないが、「ああ、美しいな」と眺めるだけで満足している。