天使の図書館ブログ

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Diva・宇多田ヒカル。

2011-07-18 | 音楽
 ベルべらのPart.1は、自分的イメージソングが音速ラインの「ポラリスの涙」だったんですけど、Part.2のほうはイメージソングが宇多田ヒカルさんの「This is Love」だったりします



 そして、ミチルの気持ちを歌ったものが自分的に「誰かの願いが叶うころ」だったり

♪誰かの願いが叶うころ
 あの子が泣いてるよ
 みんなの願いは同時には叶わない

 っていう、この部分が、ね

 そんでもって、宇多田ヒカルさんの超ヒット曲の数々をようつべ☆で聴けることがわかったので、ここのところ毎日のように聴いていたり(^^)

 それで、ふと気づいたんですけど――宇多田ヒカルさんの歌って、実は歌詞がすんごく深いんだな~っていうことに、今さらながら気づいたような次第です

 いえ、なんかもう宇多田さんは宇宙的に天才すぎるので、時々テレビなどで聴いて「おおう、相変わらずなんという天才歌姫」という感じで、流して聴いてることが多かったんです(^^;)

 でも、今回じっくり聴いてみて、曲のほうだけじゃなく歌詞のほうもやっぱり、半端なくいいなあってあらためて気づいたような次第です(っていうか、こんなふうに言ったらファンの方に釘バットで殴られそう・笑)

 えっと、そんでもってかなりのところ自分の空耳で間違って覚えてるところがあるっていうことも、判明しました

 たとえば「Colors」なんですけど……1番のサビの部分、


♪青い空が見えぬなら青い傘広げて
 いいじゃないか キャンパスは君のもの
 白い旗はあきらめた時にだけかざすの
 今は真っ赤に誘う闘牛士のように


 このサビのところ、「青い空が見えぬなら青い傘広げて」を、ずっと「青い空が見えなかった青い傘広げて」だと思ってたんですよ(^^;)

 ちょっとの違いで大違いというか、わたし的勝手な解釈としては、「自分で青い傘を広げていながら、青い空が見えなかった愚かな自分」みたいな、そんな感じ??

 いえ、もちろんそのあとに続く言葉を考えたら、意味通じないっていうのはよくわかってます

 でも音のほうがあんまり気持ちいいと、歌詞のことは深く考えずにそのまま流して聴いちゃうって、わたしにはよくあって……ところが今回、じっくり聴いてて「Colors」ってすごい名曲だなってあらためて思ったりして(☆今更×∞っていうのはよくわかってるので、そこは突っ込まないでください・笑)

 ええと、日本では基本的に、恋愛の歌が一番受ける、ないしは人生歌的なものでも、歌詞がきちんと順に物語として組み立てられている、そういうのが受けるらしいっていうの、パターンとしてある程度決まってますよね(^^;)

 そして多くの方がそこをぶっ壊してまったく新しい形態の曲を聴きたいと思っていたり……つまり、物語的に歌詞の積み上げがあって、サビにちょっといいメロディを持ってくる的な、今の決まりきったヒットパターンってそれはそれでいいけど、もっと他に方向性はないんだろーか、みたいな??

 やっぱり、そういう意味でも宇多田さんの音楽シーンへの登場って、凄かったな~とあらためて思ったというか(☆これも今更×∞っていう奴ですね。ハイ、わかってます・笑)

「Automatic」とか、はっきり言って、そういう日本の堕落した(?)音楽シーンへの挑戦状だったようにも感じるというか、今にしてみると。 

 そして、あらゆる意味で非の打ちどころのない新しい才能が登場したことに対して、「この子は一体なんなんだ、どーいう子なんだ!?」みたいな感じで、一種のバッシングみたいに見える報道がありましたよね、一時期。。。

 わたし、そのあたりの週間誌ネタを読んでいて、「世の中っていうのは、完璧な才能というものに対して嫉妬したり僻む心を持つものなんだな~☆」と感じたりしていました(^^;)

 実はわたし、宇多田さんのデビューアルバムを買って持ってて、その頃友達に「凄いよね!宇多田ヒカル!!」とか言いまくってたら、その中のひとりが「そうかな?それほどでもないんじゃない?」みたいに言ってたことがあって……人間って実は、あまりに完璧すぎる才能を持つ人のことを好きになれなかったりする場合があるんじゃなかろーかって、漠然と思ったり

 そして今回、「For you」っていう曲を聴いていて、ちょっと胸が苦しくなりました。。。

 以下は歌詞の一部抜粋です。


♪起きたくない朝も
 君の顔のために起きるよ
 眠れない夜は
 君がくれた歌を口ずさむんだ

 勘違いしないでよ
 誰も何も君に頼ろうと
 思ってるわけじゃないから

 誰かの為じゃなく
 自分の為にだけ
 歌える歌があるなら
 私はそんなの覚えたくない
 だからFor you
 慣れてるはずなのに
 素直になれるのに
 誤解されると張り裂けそうさ
 だからI sing this song for you



 ……一応、歌詞を1番からすべて読んでみると、恋愛の歌なのかなとは思います。

 でも、実はこの曲わたし知らなかったので――この曲が発表になった頃の宇多田さんがどういう状況にあった頃なのかとか、そういうのって全然わからないんですけど、発表になった年を見てみると、たぶん宇多田さんが18歳とか、そのくらい頃のものなのかな~なんて。

 前に、とある音楽界の大御所大先生スターともいえる方が、「彼女の年齢で作詞・作曲その他すべてやっているはずがない☆」とテレビで言ってるのを見たことがあって……その方の音楽もわたし結構好きなので、その方の言葉を聞いた時、実はちょっとショックだったんですよ(^^;)

 色々マスコミに書かれたりすることで、まだ十代の宇多田さんが傷つかなかったとは思わないし、でも「それでもわたしは、自分を傷つける人・不愉快な思いを与える人を含めて、彼らにも自分の(癒しの)歌を歌うんだ」っていう決意表明のようにも思えて、「本当に君って人はどこまで……」みたいに勝手に感じてしまい、胸が苦しくなったというか。

 まあ、↑のよーなことは、ただのわたしの一人勝手勘違いみたいなことであって、本当はただ単に宇多田さんがおつきあいしてたボーイフレンドのことを歌ったものっていうだけかもしれません(というか、そっちの可能性のほうが高そう・笑)

 確かNHKで、休業前のコンサートのこととか、「Goodbye Happiness」のPV(でいいのかな?)を作ってるところなどをやってたと思うんですけど――偶然とはいえ、あれは見れて本っ当にすごく良かったです

 現在は無期限休業中とのことですが、小さな一ファンとしては、「You,この際好きなだけ休んじゃないよ」みたいに思ったりww

 宇多田ヒカルさんのような人が生きて存在しているというだけでも、地球というのは生きるに値する場所だと思うくらいのファンはたくさんいると思うし、別に活動を再開しても、そんなにコンスタントに曲作る必要もないんじゃないかなって思ったりするんですよね(^^;)

 神的Divaとして、気まぐれにたま~に一曲作って発表するとか、宇多田ヒカルさんくらいのレベルになったら、十年に1回アルバムを発表するとかでも、全然いいような気がしたり……でも、音楽業界って一般の人の目からは見えない色々なことがあったりするのかなあ

 なんにしても、宇多田さんがいつどこで何をしていても、自分らしく幸せであることを一ファンとしては願っています



 ↓それにしても、超ヒット曲の数々を惜しげもなくアップロードされたhikkiさんは太っ腹です!感動のあまり、涙がでそうになりました










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