ロイドベンチャーシステム雑記<ロイドの日記>

弊社「株式会社ロイドベンチャーシステム」は、千葉県(主に南房総地域)でパソコンの何でも屋をしています。

レーザプリンタ:用紙ミスによる故障の例

2005-03-11 20:54:12 | 技術部屋より
用紙ミスでレーザプリンタをお客様が壊した実例を。

1.インクジェット用紙をセット
  インクジェット用紙は薬品でコーティングしてあることがあります。
  このコーティング材が印刷の最終段階、排紙直前の
 「定着ユニット」にて、紙&部品の焼きつきを生じることがあります。

2.裏紙を使っていた。
  バブルがはじけ、経費削減が騒がれる今日。
    「社内資料には印刷失敗した用紙も裏を使えば!」
  となることも多々あります。

  ところが、
  既に表に一度印刷がなされていると、最後の定着処理にて
  再度トナーが溶ける/焼けるなどし、焼きつきを生じることが
  あります。

3.極端に硬い紙/厚い紙
  論外です。
  用紙搬送ローラの故障や、定着ユニットの破損がありえます。

4.封筒
  ちょっと注意が必要な例です。
  封筒は紙を折って貼り合わせてあります。
  これは、
   ・殆どの部分が紙2枚重ねである。
   ・貼り合わせ部分は、紙3枚分の厚みがある。
  ということを意味します。
  プリンタにとっては、
   ただでさえ「厚い紙」、更に「厚みが部分的に異なる」
  という、問題が生じます。

  特に、封を閉じられるよう、事前に糊がコーティングして
 あるものは定着ユニットでの焼きつきの原因にもなりかね
 ません。



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