ロイドベンチャーシステム雑記<ロイドの日記>

弊社「株式会社ロイドベンチャーシステム」は、千葉県(主に南房総地域)でパソコンの何でも屋をしています。

互換インク利用のプリンタ CANON製[PIXUS iX5000]で、エラー6500

2012-11-19 17:29:37 | こちら営業担当
 

千葉県南房総市のお客様
 

3年ほど前にA3印刷が必要とのご要望で、下記プリンタを販売いたしました。
 CANON製 A3対応インクジェットプリンタ [PIXUS iX5000]

 
 

先日、トラブルのお電話が。
 ・印刷ができなくなった。
 ・接続しているWindowsパソコンの画面に、エラー6500 が表示。

 

訪問し確認すると、電源さえ入らなくなっておりました。
とりあえずお預かりしてきました。

 
 

CANON修理部門に相談すると、エラー6500は基盤系の故障の可能性があるとのこと。
 

仕方ありません。
お客様に確認の上でメーカー修理に出しまして、それが先ほど帰ってきました。
Dsc_0018_r
修理報告書によると、故障部位はロジックボード(基盤)とプリントヘッド
 

お客様への注意として、互換インク使用のリスクが記載されていました。
Dsc_0021_r Dsc_0019_r

 

修理前は電源投入さえできなかったため装着インクを確認できなかったのですが、実は過去の経験から少しこの可能性を疑っていたのです。

 

電源を投入し、ヘッドを移動させたところで装着インクを確認してみました。
Dsc_0024_r
やはり互換インクです。
Dsc_0026_r

 
 

互換インクを使うと必ず問題があるとは限りません。
しかし、互換インクや再生インク、詰め替えインクは純正品とは違うものなのです。
 

 ・純正品とは部品が違う
 ・純正品とは精度が違う
 ・純正品とは、インクの成分が異なる ← コレ一番まずい
 

 【参考】
  CANON 消耗品はキヤノン純正品のご使用をお薦めします
  http://cweb.canon.jp/pixus/supply/genuine/index.html

 

下記CANONホームページでもその危険性を警告しています。
 ・インクジェットプリンター、インクジェット複合機、コンパクトフォトプリンター(インクジェット方式)、
  パーソナル向けファクスを安心してお使いいただくために

  http://cweb.canon.jp/e-support/information/printhead.html
 

絶対とまでは言いませんが、今回のケースは故障内容からしても前述サイト記載事例の
  「1.ある種のインク成分によるプリントヘッド電気絶縁封止部への化学的アタック」
に該当している可能性があるのです。

 

皆さん、プリンタの互換/再生消耗品は、必ずリスクを考慮した上でご利用下さい。
 

弊社は互換インク等を否定はしません。消費者にとっては安さは重要ですから。
弊社でも利用することがありますし、ご注文があれば販売もいたします。
 

しかし、あくまでもプリンタメーカーが推奨していない商品を使う以上は、「自己責任」が発生することをご理解願います。

 

 
 




 

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