
えーと。
弊社のお客様(主に教員の方)複数からから頂いたトラブルで下記があります。

「Windows8のパソコンに、持っていた古い一太郎をインストールしたらおかしくなった」


トラブルの症状はいくつかあります。

・日本語入力の際に、PCがハングアップ
・日本語入力の際に、PCがブルースクリーン
・アプリ(例:Word/Excel 等)が異常停止
・そもそも日本語入力モードにならない

そもそもWindows8で対応しているのは、「一太郎2011 創」以上です。
紛らわしいですが、無印の一太郎2011ではダメです。

ジャストシステム製品のWindows 8.1 / 8 への対応状況
http://www.justsystems.com/jp/os/win8/?m=jui29w01


それなのに、パソコンをWindows8に買い替えたからと、旧パソコンで使っていた一太郎2008,2009,2010をインストールしてトラブルになる方が後を絶ちません。

トラブル原因は、「一太郎」本体よりも日本語入力支援システム「ATOK」だと思われます。
古いOS用のATOKでは、インストール時にWin8の言語管理システム部分を壊してしまうのかもしれませんね。


過去対応依頼いただいた3例では、古い一太郎&ATOKをアンインストールでも症状は直りませんでした。
パソコンの再セットアップが必要になりました。

お客様は、一太郎を買うのがもったいないからと古い一太郎自分でを流用した結果、
・再インストールを依頼する作業費
をかけねばならなくなったわけです。

その後、結局、
・新バージョンの一太郎購入
の費用もかかったのですから。


皆さん、
対応OSにはご注意を。

「新OSのパソコンを買うなら、一太郎やMicrosoft Officeも一緒に買う」

このぐらいの想定はしておいたほうが良いですよ。


---- 2014/07/24 追記 ----

約2週間前、
千葉県鴨川市内のお客様から相談の事例

・東芝 Dynabook Windows8 64bit
・お客様が一太郎2009 をインストール

一太郎2009自体は一応使える。
だが、日本語入力がATOKになっていると、時々日本語入力不能になる。
ATOKをアンインストールし、標準のMicrosoft IMEにしたら落ち着いた。

様子見。今後問題が発生したらリカバリーも想定。

それで、全てをDドライブにインストールしました。
本来Cドライブにインストールしたときに入るはずのフォルダーをあらかじめDドライブにも作っておいて(つまり階層を作っておいて)そこに入れました。
以降問題なくつかえてます。
約2週間前の「一太郎2009」弊社事例を追記しました。
ケースバイケースですね。
少なくとも2009のATOKは、一太郎やネットの書き込みはできますが、マイクロソフト依存のソフトでは、書きこんで変換を行ったとたんにソフトごと落ちてしまいます。
よくあるのは、新規ファイルを作った時で、例えばダウンロードをして、そのデーターを任意のファイルに入れえようとして、新規ファイルを作り、名前を書き込んで、日本語変換すると、IEが落ちてしまいます。で、最初からやり直し。
メモ帳もATOKだと落ちます。
そこで、一太郎やネット以外のところでは、マイクロソフトIMEに切り替えて使います。
まあ、使えないことはないんですけど、余裕があったら新しいの買ったほうがいいかなとは思います。
ただ、新しい一太郎が買いたくない理由はもう一つあって、一太郎というソフトは、バージョンを重ねるごとに、だんだん使いにくくなってしまうことです。日本語変換の根本的なセンスが、だんだん悪くなっている感じでしょうか。ヘビーユーザーほどそういう意見を聞きます。
安くないソフトですし、一方でワードがかなり頑張ってきましたから、一太郎の開発者には考えてもらいたいものです。
日本語変換はセンスで多機能ではないのです。
以前は、Win8.1では使えない古いソフトも、ほとんどが、Dドライブにインストールすれば使えました。でも最近よく使っていた一つのソフトが立ち上がらず、インストールさえできませんでした。Winがアップデートしていく中で、状況が変わっているのかもしれません。
うちの場合はWindows8の間は使えましたが8.1にしてからはダメっぽいですね。特にパソコンを新しくして、新しくWindows8.1を購入してからしばらくしたら、時々フリーズみたいな症状が出ます。すぐ復旧するのですが、一番困ったのは時々一太郎が落ちること。パソコンメーカーに問い合わせ、内部的なハードの問題かどうか検討の方法を教えてもらいましたが、どうも一太郎くさいということがわかってきました。
ご指摘のようにむしろATOKかも知れません。
一太郎の最新版をお試しで入れてみましたが、この場合ATOKは元のままなので症状がそのままでした。こちらの追記記事を見て、OSにも影響すると言うことで、あらら・・・ってかんじです。
件のDドライブインストール方法で使っていた別のソフトも8.1になってから起動しなくなり、アップデートを購入しました。一太郎2009も買い換えした方が良さそうですね。
それで直らないとリカバリーですか。
まあ、リカバリーなら自分でできるので、ハードの部品修理よりは安くすみそうです。
情報ありがとうございました。
Officeはパソコンの買い換えには附属する場合もあるのでまだ良いですが、一太郎は完全に別売ですので、買い換えは大変です。となると、一太郎をやめる人が多くなりますね。私は仕事の関係上文書に特化した一太郎は必須。できる事ならウインドウズやめたいです。
現時点(2015/11)で更にややこしくなっているのが、Windows10へのアップグレードを行ってしまった方の場合ですね。
メーカーのWindows10の場合のサポートは「一太郎2013 玄」以降としているようです。
ジャストシステム製品 Windows10対応状況
http://www.justsystems.com/jp/os/win10/
Windows8で「一太郎2011 創」だったとしても、 無償だからとWindows10にしてしまった場合、どんな問題がおきるか。
Windows10アップの際に互換性チェックで、不適格になってくれればよいのですが。ちょっと事例がないためわかりません。