りとるふぁーむ~ベジ日和☆ 富山で食育を楽しもう!

富山県在住!楽しく食育活動中
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全国青果物商業協同組合連合会全国大会in富山

2011-07-07 06:30:00 | ベジフル&食育活動
6月25日(土)。
第31回全国青果物協同組合連合会(全青連)全国大会富山大会が
ANAクラウンプラザホテル富山で開催されました。



全国の八百屋さんが勢揃い。圧巻ですね。
この日は講演が2つあり、とても興味があったので参加しました。

「やさいとくだもの」が21世紀の日本を救う!
講師 北川 博敏氏



子供の生活習慣病は全国的だというお話。
21世紀の日本を救う方策として先生がおっしゃったのは、
1)アメリカ、その他の先進国のように国を挙げて野菜・果物の消費拡大を啓蒙。
2)小・中学校の3割・高校生の4割が生活習慣病・予備軍であることを広く知らせる。
3)小学4年生と中学1年生に学校で血液検査を実施、保護者を呼んで警告・指導すると共に全教職員が給食の時間に食育。
4)食育の要点。
1.脂肪の多い食物を少なくする(肉、揚げ物、洋菓子、アイスクリームなど)
2.野菜・果物・魚・大豆製品を残さない。家でもよく食べる。おやつには果物。
3.フライドポテト(脂肪:27%)・ポテトチップス(脂肪:35%)を食べない。
発がん物質アクリルアミドを含み、肝臓に害を与える。
4.寝る前にカップラーメンを食べない。
(全国青果物商業協同組合連合会 全国大会富山大会記念誌を参考にしました)

今の子供達が生活習慣病の予備軍だとすると、大人になる頃には生活習慣病になっている可能性が高く、
その医療費は莫大です。
未来の子供達の生活のためにも、食生活の改善は急がれているのかもしれません。


食育・地産地消による学力向上と心の教育
講師 大塚 貢氏



大塚先生が校長、そして教育長だったときに実際にされた活動のお話。
校長としての教育改革。
赴任した学校には問題行動をする子供が多くいた事から、まずは先生達の授業改革。
分かる・できる・楽しい授業へ。

調査の結果、朝食を食べてきていない子供達が30%もいた。
朝食抜きであれば、昨夜の8時頃に夕食を食べても、学校給食は12時半なので…
約16時間全く食事をしていない事になります。
それでは、成長盛りの子供たちが空腹からくる無気力感、いつもイライラしているのは当然。
ここで父母に食事の大切さを訴える。
バランスのとれた食事、しかし理解されず、
なので、子供に「食」の勉強をさせたところ、生徒や先生の「食」に対する意識が変わった。

そして、給食の改革。
パン食から米飯の食事に変え、魚と野菜を中心に。
栄養士や調理師さんの努力で美味しい給食になり、子供達が貧血で倒れる事も切れる生徒もほとんどいなくなる。
(全国青果物商業協同組合連合会 全国大会富山大会記念誌を参考にしました)

北川先生、大塚先生のお話を聞いて、
子供達にとって、朝食の大切さ、そしてバランスの良い食生活がどれほど大切なのか、
本当に考えさせられました。
私達、親が食生活の大切さをもっと勉強して、生活の中で注意していかなくてはいけないのかもしれません。
子供の為にも。。。


会場には富山の特産品の販売やイベントのPRなどがありました。
その中でも目をひいたのは、八尾の曳山。
それも持ち運びサイズ。
八尾の八百屋さんが作られたものだそうです。
素材や細かな所まで本当に丁寧に作られていて、ビックリしました。





普段は八尾曳山会館に展示されているそうですよ。
是非見に行ってみて下さいね




本日、カルチャー教室が開講する事になりました。
受講者の方、ありがとうございますm(__)m

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