今日は歯の治療で大学病院に行ってきました(*'▽')
前にチョロッと書きましたが
ワタクシ 若気の至りで 歯が とっても悪い・・
アラフィフにして どこまで挽回出来るか・・ていうか
この状態をとにかくこれ以上悪くしないように
キープ・・という目標をたて
日々 立ち向かっています!!
ここで・・ 悲しいワタシの過去をお話しなくてはなりません
(/ω\)しくしく・・・
別にしなくてもいいんですけど
え? 聞きたくない(・・? まあ そういわずに
聞いてください・・・
ワタクシ・・・
歯の色が
ドブネズミ色なんです・・・
ホントに・・・ 恐ろしいほど きたない灰色・・・
小さい頃に飲んだ風邪薬が原因だそうで
ワタシと同じ年頃で 同じ小児科に通っていた子は
全員 同じ歯の色です
許せない・・・
ホンットに・・・ たかが風邪薬を飲んだだけで
こんな色にされるなんて!!
これが また
なんの問題にもなってない事も
許せない・・・
風邪薬なんて フツーに飲むでしょ・・・
一度も飲まないで大人になる人なんて どんくらいいるわけ?
ワタシの母は それはそれは美しい歯の持ち主でした
歯医者さんが羨むほどの 白くてキレイに並んだ歯
そしてピンク色に輝く歯ぐき・・・
まさにパーフェクト!
そんな母と同じ丸顔で広い骨格を持ったワタシ・・・
小1に時は 「よい歯のコンクール」で賞状ももらいました
ところが・・・ このあと
生えてくる歯 生えてくる歯
なんなの? ってくらい すっごい色・・
両親からは
「ちゃんと歯を磨かないから こんな色になるんだ!」と
怒られ・・
親戚一同にも
「どうしたの・・その汚い歯は! ちゃんと歯磨きしなさいよ」
と 驚かれ・・・
こういってはナンですが
フツー これ尋常な色じゃないでしょ・・って
誰か気づいてくれてもいいんでないの(・・? と思いますけど
親も親戚も周りの人にも 随分と長いこと
この歯の色は ワタシのせい と誤解され続けました
さすがのワタシも小3~4のころは 自分の歯を見るのが辛くて
写真を撮るなんていうと 「笑いなさい~」といわれても
唇を開けずにニーッと横に伸びる薄気味悪い笑顔で対応してました
必ず
「ヘンだから口を開けて歯をみせなさい!」
と注意されるのですが
絶対に歯を見せる事はしませんんでした
この頃の写真は 全部 唇が横に薄ーく伸びきって
一直線になってる笑顔の写真ばかりです
そのうち 撮る写真機が白黒の場合は
歯の色が分からないと気付き
小学校と高校の卒業アルバムは白黒だったので
この2つだけは
思いっきり 歯を見せた笑顔で映っております
歯の色は 悩みのタネでした
笑顔の印象も すごく悪いし なにより不潔に見えてしまいます
でも気にしてても 楽しくないので
割り切るように極力努めました
それでも中学時代は男子に
「お歯黒」と からかわれたりしました
自分は鏡や写真を見ない限り見えないけれど
自分と顔を合わせる人は毎日 ワタシの汚い歯を見るんだ・・と
思うと やっぱり 悲しい・・(/ω\)・・
高校生になると ワタシのコンプレックスは ますます加速しました
そして あろうことか
総入れ歯になりたい・・・
とまで思うようになっていきました
総入れ歯になれば白い歯になれる・・
とにかく白い歯になりたいという願望は
一生のお願いといっても過言ではありませんでした(今も)
自分の歯がキライなので 全然大切にする気持ちが沸かない
高校生にあがると 買い食いを覚え
友達と休み時間にはお菓子をバリバリ
放課後も買い食いでお菓子をバリバリ
友達の家に遊びに行ってはお菓子をバリバリ
友達とお泊りごっこをしては夜通しお菓子をバリバリ
そんでもって 全く歯を大切にしようとしないので
歯磨きもテキトー きづけば
中3まで1本しか治療した歯がなかったワタクシ
ほぼ全部の歯がむし歯に侵されておりました
ワタシは歯医者さんが大嫌い・・
あのキーーーンっていうタービンの回る音がもう大嫌いで大嫌いで
さらにこんな汚い歯を先生に見せるもの苦痛
虫歯で全部なくなっちゃって 入れ歯になっちゃえばいいのに
なんて 今考えると 恐ろしすぎることまで考えておりました
さて・・ 19歳の時に 歯を白くする方法がある
という朗報を耳にしました
1つは差し歯
2つ目は差し歯じゃないけど
歯の表面を薄く削ってベニア板みたいに
表面だけ白いのをつける
そして3つ目
歯の中から漂白する
ただし これをするためには歯の神経を抜かなくてはならないという条件つき
ワタシは この中で 漂白を選択しました
神経を抜くということが どんなリスクを背負うことか
まるで分かってなかったのですが
歯を削るよりは 自分の歯の形を残して中から白くした方が
受容出来ると思ったのです
入れ歯になりたいとまで言っていても やっぱり自分の歯が
白くなるなら そっちのほうがいいに決まってます
この時 ワタシを担当してくれたのが大学病院のK先生でした
リスクも色々説明されました
今だったら やらないと思いますが・・・
あの頃は 白くなれるならリスクなんて!
白くなれるかもしれない という前向きな希望しか持てませんでした
そんなわけで ワタシは無謀にも前歯6本全部の神経を抜き
漂白してもらったのです
歯は真っ白にはなりませんでした
それでも かなり明るくなりました
写真で歯を見せて笑っても
そこま違和感ない色にまでなりました
すると どういうわけか モテ始めたのです
中学時代も高校時代も全然モテなかったワタシですが
歯を白くしただけで 意外にも ちょっとモテてる?
ワタシはビビビ婚ですが
歯を白くしたから もしかしたら結婚出来たのかもしれません
だって・・
歯がドブネズミ色の頃と 漂白してからとでは
明らかに 周りの環境が変わりましたので・・・
そうして 恋のレッスンを多少なりとも経験したから
ダンナ様と結婚まで こぎつけられたのではないかな
と思わないでもありません・・
漂白した歯は20年も経つころには
また元の暗い色に戻っていきました
こうなると汚い色の上に
神経を取って既に死んでしまった歯・・
二重苦です・・・
でも・・
神経を取って漂白することを決断した若き日のワタシを
ワタシは責める気持ちも後悔する気持ちもありません
一時でも 歯を見せて笑えた自分は やっぱり幸せだったから
そういう思い出が作れたことに感謝してるから・・
とはいえども!!
ワタシの神経のない前歯・・
これは歯医者さんにとって
ドル箱ものなのです・・・
結婚して 子育て中のワタシは
わざわざ大学病院まで通うことが出来なくなり
近所の歯医者さんのお世話になる事になりました
でも・・
奥歯が痛くて来院したのに
先生は大きなレントゲン写真(歯が全部写る)を撮ると
ワタシが訴える歯なんて見もせず
前歯ばかりシゲシゲと注目するのです!
そして
奥歯が痛いと言っているのに
「前歯の神経がないから このままだと折れちゃうよ」
といって自費の高い差し歯の話を持ち掛けます
ワタシは奥歯を治してほしいんですけど( ゚Д゚)
どーしても どーしても
先生は前歯の治療がしたくてたまらない・・
「早く差し歯にしないと 抜歯になっちゃうよ」
震え上がってしまうような怖いことしか言ってきません
前歯1本10万円×6
=60万以上?
やめて やめてやめて~(*ノωノ)
どこまでワタシを追いつめるんですか~(>_<)
絶望感に打ちひしがれたワタシは
「そうだ!大学病院に行こう!」( ゚Д゚)
大学病院に行ってK先生に助けてもらうしかない
と 思い立ち
子供そっちのけでK先生に泣きつきに行きました
それから20年近く・・
ワタシはK先生のおかげで 前歯はまだ差し歯にならず
なんとか自分の歯で頑張っております
K先生は かなり高齢になってしまい 今は定年退職されて
嘱託のようなバイトのような そんな感じですが
週に2回くらいは出勤して下さるので
なんとか あと40年くらい(軽く100歳越えちゃう(>_<))
頑張って頂かないと・・・
そんなわけで
先日も ユーグレナ渡してきました・・・(/・ω・)/
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